鬼畜門番と鬼畜秋風
今回前書きで話すことは大してありません。なら書かなくてもよくないかって感じですね。あるとしたらまた少し長いです
やけに強かった妖精との勝負に勝ち、俺は紅魔館を目指していた
「変だな…あいつの言う通りならもうそろそろ着きそうなんだけどな」
何かと考えているとまた妖精が攻撃してきた
「このパターン何度目だよ。今度は俺を狙ってくる弾幕が多いな」
さっきよりは難易度上がってて何かと楽しかった
急に自分の目の視力が低下してきたことに気づいた
「やっべ…こんなとこで失目とかしたらどうしようもないじゃないか」
そんな心配をしていると妖精達は何処かへ行き、代わりに…誰かがいた
「不便だ…目が悪いとこんなに不便なんだな。あとで人里に行ってメガネでも買うか」
こちらが不利な状況ではあったがなんとか振り切れた
「背水の陣だ!」
「…は?」
なんか変な声が聞こえたので近くに行って確認したが誰もいなかった。同時に視力が元に戻っていた
「まぁ…視力戻ったんならそれでいいや。よし、またきた妖精達を振り切りながら紅魔館を目指すか」
再び俺は紅魔館を目指した
しばらく飛んでいるとちょっと不思議な館を見つけた
「あれが紅魔館なのかな。まぁ、他に行く当てもないし、とりあえず行ってみるか」
そうして俺は紅魔館だと思うこの館の前で飛ぶのをやめた
「見た感じ普通の館だよな。じゃ適当にそこの門を撃ち破って入るかな」
「いや、そんなことされたら困りますよ」
「だよなー、ここに住んでる人たちに…って、え?」
門の入り口付近には門番がいた
「私を無視して入ろうなんて考えても無駄ですよ」
「あ、ごめん。気づかなかったわ。というか誰?」
「私は紅美鈴です。この館、紅魔館の門番をやってます」
「あ、じゃあここが紅魔館なのか」
「そうですけど…ここに要件のある方ですか?」
「いや、そこら辺で会った大妖精になんか休めるとこないかとか聞いたら紅魔館とか言ってたから、来てみただけ」
「つまり旅人の人なんですね。ただ、生憎なんですが今はここに誰も入れてはいけないと言われてるんですよ」
「んー、やっぱり駄目か」
そこで美鈴が提案をしてきた
「そうですね…貴方が私に武道で勝ったらいいですよ」
「へぇ、それなら楽そうだな。そうそう、俺はの名は秋風紅夜だ。さて、こっちから攻めるぜ」
そう言って俺は剣を戻しておいた
軽く呼吸してから俺は素早く動き、美鈴の後ろを取った
「先制で背後を取ればこっちのもんだ…!?」
高速で動き、なるべく強めにやった蹴りは片手で止められていた
「マジかよ…」
「背後を取るだけじゃ、甘すぎる戦法ですよ」
俺の攻撃はモロに読まれていたらしく、逆に後から動いた美鈴に足を強打された
「ちっ…今のはまぁまぁ響いたな」
「私を舐めているともう一度同じ目に遭ってしまいますよ」
「それなら…」
俺は次の策へと移り変わった
「(ギリギリ真正面まで行き、後ろに回り足を打つ…それで少しでも攻撃を与えるしかないな)」
考え通りに美鈴の真正面に行き、背後に回り、足を攻撃することはできた
「結構いい攻撃でしたね。後はその足が不調でなければ良かったんですけどね」
「あの状況だとな、さっき打撃を食らった足でしかいけないんだよ…完全に不利な状況だな」
「そうなるとは思っていましたよ」
「そこまで考えていたのか…今までの経験が積み重なって、相手の策まで考えれるようになってきたのか」
「まぁそういうことですね。いきなりですみませんが。一気にケリをつけますよ」
「今俺が食らったのは足だけだ。そう簡単にはやられな…」
美鈴の異常な速さに気がつかず、俺は謡廉のお得意の溝内蹴りを謡廉の何倍以上もの強さでくらい、その上足の骨を三本ほど砕かれ、挙句の果てには胸のあたりを四回ほど殴られた。正直言って鬼畜。
「…起きてるかい?」
その言葉に咄嗟に反応した
「誰だ…」
「あぁ、君を殴ったりはしないから、安心して」
「どっかで聞いたパターンだな。まぁいいや。それで、ここはどこなんだ?見た感じ紅魔館の門の辺りではなさそうだが」
「そうだね…ここは君ぐらいしかこれないとこだね」
「何だよそれ、というか誰だよ」
「まぁまぁ、今はあんまり時間がないから、君に伝えたいことだけ伝えておくよ」
「はいはい、どうぞ」
「君は我々秋風家の一人、つまり君はあれを扱えるんだよ」
「…知らないな。あれのことなんて」
「きっとそうだろうね。この一族であれを使ったのは僕以外いなかったからね」
「はぁ、そうかい。で、さっさと結論話してくれ」
「結論…か。あの門番に勝ちたいならあれを使ってみな」
「…まぁ、やるしかないか」
「期待してるよ。秋風家で最も強いと思われる人物」
目の前が急に光りだした
美鈴視点
「いやー、ちょっと強くやりすぎちゃったかな。後で咲夜さんに『旅人の人に何してるのよ』とかいわれ、問答無用でナイフ飛ばされる…ことはないでしょ」
「本当に加減がないな」
その言葉に一瞬ドキッとした
「え?まさかー…咲夜さん?」
しかし、次の言葉で本当の意味の驚きに変わった
「いいえ、さっき蹴られ、殴られた秋風さんですよ」
後ろを振り向くと、そこには紛れもなく、あの人物がいた
秋風視点
「いやー、さっきのは幻想準備する間もなく、生身で受けて死ぬかと思ったぜ」
「秋風さんがなぜここに…?」
「いやー、ちょっと色々あってな。…」
そうして俺は、小さく呟いた
「秋風家奥義、身体強化」
その宣言と共に、俺の体は異常な程までに変動した
「いくぜ…さっきの借りをそのまま返してやるよ」
俺は一瞬にして背後に回り、連続攻撃をした
「くっ…さっきまでとは全然違う…」
圧倒的な差で、美鈴を押して行った
「いやー、私の負けです。門は開けますが、紅魔館へ入るかはあなた次第です」
「勿論行くさ。じゃ、この辺で」
「そうだ、秋風さん」
「ん?」
そこで俺は奇妙な話を聞いた
「…なるほど、なるべく警戒はしておくよ」
そうして俺は吸血鬼がいるこの館へと入り込んだ
途中秋風の視力が悪くなったというとこがありましたが、あれは美鈴と秋風の初対面の場所を紅魔館の門前にしようとしてわざとそうさせました




