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サーシャは可愛い女の子?

「はあ、疲れた。」

今日も今日とてサーシャに稽古をつけてもらっていた。やはりサーシャには勝てないな、

そして明日はとうとう学院試験当日だ。サーシャに教えてもらったことを生かして頑張ろう。


「もう眠いし寝るか、、」

そう呟きながら僕が眠りにつこうとした時ドアをノックする音がした。

「ん?どうかしましたか?」

ドアを開けたらサーシャが立っていた。話を聞くところ寝る前に怖い本を読み、怖くなってトイレに行けなくなったからついてきてほしいというのだ。こんなに強いのに、怖いのには弱いのか。

「今笑った?」

「すいません。」


トイレに行く間もサーシャはずっと僕の腕をつかみ離さなかった。普段は僕にあたりが強いところがあるが、こういうかわいい部分もあるんだなとふと、一人思っていた。

無事にトイレも終わり部屋の前まで戻ってきた。トイレに何分かかるんだ。サーシャがトイレしている時も、「ちゃんとそこにいる?」とか「驚かさないでね?」とか言っていた。

「ついてきてくれてありがと。お休みなさい」

「あぁお休み。」

そう僕がベットに戻ろうとしたときサーシャが僕の服をつかんだ。

「やっぱり怖いから貴方の部屋で一緒に寝てもいいかしら?」

サーシャが僕に問いかける

「別に僕は構わないがサーシャは大丈夫なのか?」

「なに?何かする気なの?」

「そんな訳ないじゃないですか、、。早く寝ましょう」


ベットについてしばらくの沈黙が続いた時サーシャが口を開いた。

「ねえマシロ?」

「ん?どうかしましたか?」

「明日は学院試験だけど緊張してる?」

サーシャが僕に問いかける。

「そうですね。緊張はしてますけど試験が合格できる自信しかないです!」

「なんせあのサーシャ・マニアさんに稽古をつけてもらっていたんですよ?」

「ハイハイ、ありがと。明日も早いんだからもう寝なさい。」

「、、、そうですね。」

僕とサーシャは一つのベットの上で眠りについた。



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