マシロ・アイナvsサーシャ・マニア
戦闘が始まったと同時にサーシャが勢い良く攻撃を繰り出す。
「く、、一発一発のパンチが重い、、。」
「良くこの攻撃を受けきれたわね、、」
「なんせ物心ついた頃から父に稽古をつけてもらってましたからね。」
「じゃあ少しを本気を出させてをもらうわ!」
なんだ、、サーシャの動くが速く、
「スピードが落ちてきてるんじゃないの?」
パンチもさっきより重い、、、なら僕だって!
私に便乗してマシロの動きも速くなった?私の動きをまねしたってことね、やるじゃない、、、
さっきよりは押している!これならサーシャに勝てるかもしれない。
「ぐはあぁ、、」
その瞬間背中に衝撃が走り、気づけば地面にうつ伏せになっていた。何が起こったんだ?
サーシャが口を開く。
「マシロの動きもすごかったわ。でも私には止まってるようにわよ。」
どうやらサーシャの動きが速くなった時のサーシャは残像だったらしい。勿論魔法は使っていない。
純粋に速すぎたんだ。なんて人だ、、、
「でもマシロ君、あなたの実力がよく分かったわ。こんなに白熱したのは初めてだわ。」
このマシロっ子、すごい才能を秘めているわ、磨けば私を超しちゃうかも、、
「ま!この私と戦えるなんてすごいじゃない。」
「ありがとうございます。これからもご指導のほどよろしくお願いします。」
「別に褒めてるわけじゃないんだからね、、、、」
そう。つくづく実感していたのだが多分サーシャは{「ツンデレ」}だ
今日の稽古で少し、距離が縮まった気がする。そして学院試験は一週間後。
、、、明日も頑張ろっと。