学院に入るために
「や!っは!」
僕は今、父から武術を教わっている。運がいいことに僕は武術の腕があるらしく10歳にしては恐ろしいほどらしい。
そんな父も昔は魔法なしで一つの組織を壊滅させたとか、、まあこの話はまた話そう。
稽古終わり、僕は自分の机に直行し勉強を開始した。
因みに僕が入る予定の学院だが、試験が3つあるらしい。「魔法,武術,筆記」の3つだ
{筆記}は安心だ。これは神様のおかげなのか、僕は一度見たものを忘れないらしい。
前世では「瞬間記憶、カメラアイ」といっただろうか?
{武術}は物心ついたころから父に稽古をつけてもらっていたから大丈夫だろうが一応安心はしておきたい。父に相談でもしてみようか、
{魔法}は言うまでもないが使えない。これも何か対策をせねば、、、
早速武術について父に相談したのだが、これ以上教えれることはないらしい。そこである人へお願いをしたそうだ。
名はサーシャ・マニアというらしい。そのこと以外は何も教えてくれなかった。
そしてサーシャがうちに来るのは1日もかからなかった。
「初めまして,サーシャ・マニアです。11歳よ、貴方がマシロ君?」
「はい,マシロ・アイナと申します。よろしくお願いします。
改めてこの方の名はサーシャ・マニア。白髪が特徴の可愛らしい女性だ。なのだが、、
「マシロ君といったかしら。重いからカバン持ってくれない?」
そう。年齢の割に幼いのだ、まあいいか。早速稽古をつけてもらおう。