学院に入りたいと思います
「僕、学院に入りたいです」
両親は驚きつつも冷静に僕に告げた。
「何で学院に行きたいの?もしかして今の生活に何か問題でもあった?それとも何か気になるところでもあったか?」
「いえ、今の生活にはとても満足しています。両親に愛されて育ち、毎日おいしいご飯を食べ、暖かいお風呂に入り、そしてふかふかのベット。ここまで育ててくれたことにもとても感謝しています。」
両親は安心した顔で僕に言ってくれた。
「それはこちらもさ。マシロのがこんなに元気に育ってくれて父として嬉しい限りだよ。」
「母としても誇りだわ!」
改めて僕は両親のもとに生まれてきたことに感動した。
そして僕は口を開いた。
「僕はもっと交流を持ちたい。同い年の友達と他愛のない話で笑ったり、ふざけあったりしたいです。そして、恋愛だってしてみたい。両親に自分の子供の顔も見せたりしたいと、、、まあこれは無理か、、」
この話を聞き両親が口を開いた。
「マシロが入りたいのなら否定はしないよ。でも何かあったらすぐ帰ってくるんだよ?」
「うん、安心して。きっと楽しい学院生活を送るよ。」
この学院に入り生前できなかったことことしよう。友人作りに恋愛、学業も勿論だ。
今から考えてくると興奮が止まらない。
そして僕は学院への入学を決心した