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エルピー・ソフィア

「改めて液体魔法の授業をしまーす。ソファアさんお手本を皆に見せてあげてくれる?」

ソフィアが手を上に上げると、手のひらに何やら水が湧いてきた。」


「今使ったのが液体の魔法です。やり方はまず魔法に全集中し、すべての魔力を込めます。」

「その後貯めた魔力を全て一気に解放する。」

これが液体魔法の手順です。慣れたら簡単ですが、慣れるまでが難しいので皆さん頑張ってください」


「ソフィアさんありがとうございます。では皆さんもやってみて下さい」


んー、やっぱり出来ないか。やはり魔法が使えないのはやばいか?

魔法が使えないことがラオスにバレたら軽蔑されるに違いない。どうにかしないとなぁ。


そのとき生徒会長のソフィアが自分に話しかけてきた。

「あなた魔法が苦手なの?良ければ教えましょうか?」


まさかの貴族長女直々に話しかけてくれるとは思いにもよらなかった。

「ソフィアさんがミーディオウカーに喋りかけてるぞ。」「ソフィアさんがあんなやつに、、、」

やっぱり周りの反応はあまり良くないな。適当に流そう。

「実は魔法があまり得意ではなくて、、、武術でしたら得意なのですが。」


「あら!奇遇ね。私も武術が得意なの。良ければ一度腕前を見せてもらえないかしら?」

まさかのソフィアからのお誘い。でもこれを受けたら周りからどう思われるか。

「お誘いありがとうございます。本当に自分でいいんでしょうか?」

「あら?もしかして周りを気にしてる?私は別にミーディオウカーだろうが、なかろうが気にしないけど」

自分の思っていることはソフィアにはバレバレか。ならこの提案は受け入れるしかないか。

「なら是非お願いします。まさかソフィアさん直々にお誘いしてくれるなんて。」

「ソフィアでいいわ。私もマシロでいいかしら。」

「勿論。よろしくソフィア。」

「それじゃあ放課後ここに来てくれない?」

、、、、ここ?






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