魔法とは何か
「これから君たち1年C組の担任をする「リッカ・フランシス」です。皆さんこれからよろしくお願いします。」
「まず言っておきますがここの学院は卒業までクラスは変わらないみんな仲良くしてくださいね。」
「いきなりで悪いんだけど皆さんには基礎魔法から習ってもらうわ。基礎だからと言って舐めてかからないようにしてください。」
「まず魔法とはなんでしょう。ソフィアさん分かるかしら?」
ソフィアって確か生徒会長だったよな?
「きゃー!ソフィアさんよ!」「私今、ソフィアさんと一緒の空気吸ってる?!」
どうやらエルピー・ソフィアは今年の試験を首席で合格し貴族生まれの長女。おまけに頭脳明晰、顔も良くみんなからの信頼もあるみたいで完璧と言っていい人だ。
「みんな静かにー。改めてソフィアさん、魔法とはなんでしょう。」
「はい、魔法とは神様からの最初の贈り物と言われており、この世界の第一質力と言われています。そして魔法クラスというものでどのくらい魔法が使えるのかが分かります。下からブロンズ、シルバー、ゴールド、プラチナ、そして最高クラスのグランデに分けられています。
「そして魔法には4種類があり、液体を作る出す魔法。そして個体、気体、そしてイグジストの4種類があります」
「流石です。みんなが本校に入って来たからには是非グランデを目指してほしい。因みに先生はゴールドです!」
みんながゴールドと聞いて騒がしくしている。どうやら大体はシルバーらしく、ゴールドはこの学院には少ないらしい。
そしてソフィアの説明でイグジストというものが聴き馴染みがなく、ライスに質問してみた。
「すまんライス、イグジストってなんだ?」
「あ、イグジストっていうのは限られた人しか使えない魔法のことだよ、大体の人は最初の3種類しか使えないけど神から選ばれし物が使える魔法だよ、、、」
「早速だがみんなには液体魔法から習ってもらう。来週には班別対抗試験がある。気を抜かずにな、」