学院入院試験
改めて試験についておさらいしておこう。
試験は全部で3つ、「魔法、武術、筆記」の3つになる。サーシャから聞いた話なのだが、合格基準はこの3つの合計点数で合否が決まるそうだ。
例えば、もし筆記の点数が低くても魔法の点数が高ければ合格、武術の点数が高ければ魔法の点数は低くてもいいと言うこと。
ここで1つ間違えてはいけないものがある。
それは、合格したとしてもそれを授業でも活かせれるかどうか。魔法の点数が低くて試験に合格できても授業で魔法が使えなかったら意味がないと言うこと。
今考えたら嫌気が刺してきた。
一科目目は筆記
主に魔法の歴史や、魔法はどう言うものなのか。そう言う問題が大半を占めていた
これは正直簡単だ。多分かなりの高得点は期待できるだろう。
二科目目は武術
武術は学院側が魔法で作ったダミーロボットでの実践的な試験だ。
しかし武術試験では、ルールが幾つかあるそうだ。
決められた範囲でダミーと戦うことや、魔法は使ってはいけないなど。
武術に関してはサーシャに稽古をつけてもらっていたから特に問題はなかった。
最後に魔法
自分が取った対策がこうだ。
今回は魔法を塊にまとめ、的に当てるという試験だ。
自分はまず拳を最大限に握りしめる。そして的に全力で振りかぶる。
振りかぶる時の風で的に当てる。
このように対策と練ったおかげで無事に平均点ぐらいは取れた。
試験がすべて終了したのち、試験を受けたもの全員が集められた。
これから何が行われるんだ?
「試験ご苦労だった。今からみんなには今からこの魔法石に手をかざして魔力測定をする。
「まずマシロ・アイナ。手をかざしてみろ」