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テーマ詩集:動物園

こぶなしラクダ放浪記

作者: 歌川 詩季

 へんなタイトル。

 こいつぁ楽だと 肩の荷おろしゃ

 すいたぶんだけ背中狭くなるもんさ

 かかえて歩きゃ ふさがる両手

 かついでたら尻でも()けたのに なんてざま


 千里の道 一歩めでこけ

 さきは長いなと愚痴(ぐち)るか それとも

 一寸きりの闇に迷い

 お先まっくらと嘆くか そいつが人生


 いつかの どこかに きっと たぶんの エルドラド

 だれかと なぜかの まさか よもやで ありつけよ



 砂漠を渡る白い方舟(はこぶね)

 オアシスつきの豪華客船だとか

 お気に()さなきゃ おれが運ぶね

 オールなくても果たすかいはある まかせとけ


 (ちり)が積もり 山となって

 渇いた景色 (えが)くが それでも

 (しずく) 集め 川となって

 いつか(うるお)うと信じりゃ そいつも人生


 下積み 上乗せ あげ底なしのピラミッド

 縦割り 横ばい 身に染みてるが まあいいさ

 でも、好きなタイトル(笑)

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― 新着の感想 ―
[一言]  愚痴を言いつつ足は止めない感じです。  タイトルは旅行記と見せかけての、迷えるあなたへの人生指南書?
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