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プロローグ
ぱちくり。
少年ーーー高木京介は目の前の光景を信じられないで見ていた。
これからカップラーメンでも食べよっかなーとウキウキ気分でペ〇ングを取り出したのだが、鳴り響くインターホンの音。
勿論、ここに越して来たばっかで知り合いなんて、先程挨拶をしたお隣さんしか居ないので、宗教勧誘かなんかと思ったので、舌打ちをしながらも玄関へと向かっていく。
「すいません。俺、宗教とか興味無ーーーー」
「あの、今、大丈夫でしたか?」
ぱちくり。
目の前にいたのは、先程……と言うより、何時間前に挨拶をした程度のお隣さんーーー名を琴吹麗羅という少女は、綺麗な金髪を揺らして、京介の瞳を覗き込んだ。
「あの……これ、作りすぎてしまって……もし良ければ、貰ってくれませんか?」
「…………は?」
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