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異世界冒険記 ツワモノどものファンタジア  作者: マサオカ
5.5話 変わる世界の合い間
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異世界の不思議2

 場所は戻って、異界人街。


 ディックとセージは途中で買ったハムとチーズを手土産にある場所へと向かっていた。

 紹介したい人がいるそうだ。

 なんでもこの世界に来たのは五年前、それからずっとこの世界の事について調べているらしい。

 ディック曰く、一度のめり込むと周りが見えなくなって、何日も飲まず食わずで平気で徹夜、前世もそれで死んだらしい。

「俺はセンセって呼んでるけどな」

 やがて一軒のぼろ屋の前に来た。

「センセ、生きてるか~い」

 縁起でも無い事を言いながらドアを開けたが、たまに顔を見に行かないと、どっかで死んでるかも知れないそうだ。

「やあ、いらっしゃい」

 年は二十代前半だろうか、やせ型ではあるが顔色のよい温厚そうな青年がいた。


「こっちが榊 修一センセ、で、こっちがセージのアニキね」

 テーブルに着いたセージは、ディックの大ざっぱな紹介を受けた。

「ホントに大ざっぱだな!!」

「おお!それではあなたが、寿命でポックリ行ったのに、この世界に来た変わり種という…」

「おい、俺の事一体どう説明した!?」


「失礼します」

 話の途中で、セーラー服に似たワンピースを着た少女が、テーブルにお茶を置いて行った。

「誰?…」

 今度はディックが聞いた。前回は居なかったらしい。

「少し前に森で保護したのですが、異界人で神様強化も受けていないらしく、どうしたものか…」

 放り出すことも出来ず、どこか受け入れ先は無いか、思案中らしい。ただ…、家事全般やってくれるので助かってはいるそうだ。

「それで今日は顔色良かったのね…」

 ディックが納得した。


「では、この世界の考察を始めましょうか」

 セージ達はこの世界の事を聞きに来たのだった。

  


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