よっぱらい
オリエンスの街の、”りんご亭”.
お酒を出さない”お食事処”だが、こういう店はこの世界では酒場と呼ばれるらしい。
その店に酔っ払いがいた。
「おシズちゃぁ~~ん、聞いてくださいよ~~最近出来たちっちゃいのにセージさん盗られた~~!」
リーゼである。
黙ってさえいれば美少女で通る彼女だが、今日べろべろに酔っていた。
最近いつもセージと一緒にいる彼女であるが、今日は先を越されたらしい。
「お客さん、ここはお酒禁止ですよ」
メイド服姿で、塩対応しているこの店の店員はシズである。あまりかかわり合いになりたく無かったが、客である以上、相手をしなければならなかった。
「大丈夫です。ここに来る前に、しこたま飲んで来ただけですから」
「なお悪いわ!!」
「わ~~ん!そんなこと言わないで、なぐさ~め~て~!」
迷惑な酔っ払いは、シズに抱き付くとリーゼほどではないが、かなりのボリュームがあるシズの胸に顔を埋めスリスリしだした。
「こら!抱き付くな!そして胸に顔をうずめるな!」
「オトコか~~!オンナよりオトコの方がええんか~~!」
リーゼは、さらにシズのお尻を撫でまわし始めた。
「い・い・か・げんにしろ!!」
ゴス!!
シズの手刀がさく裂した。




