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異世界冒険記 ツワモノどものファンタジア  作者: マサオカ
第三話 爆炎の装鬼神
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プロローグ

無事ドラゴンを倒したセージ達、次の冒険は……初心者クエストだ!

暗闇の中に少女はいた.


目はうつろに手足は骨と皮だけに、ただそこで死を待っていた。

何故ここに居るのか、自分が誰なのか、何も思い出せなかった、考えられなかった。

ただこの後に来る安らかな死だけが彼女への救いの様に思えた……。

突然扉が開いた。少女は目だけを扉へ向ける。

差し込める光の中、とんがり帽子と黒マントの人影だけが見えた‥…。


 オリエンスの街に朝が来る…。


「ふぁ……」

 眠い目を擦りながらファウナが、研究室兼寝室の有る地下からのそのそと上がって来た。


 ここは街の中心から、少し離れた所にあるファウナとリーゼが住んでいる一軒家である。

 台所からトントンと包丁を使うリズミカルな音が聞こえてくる。覗いてみるとリーゼが慣れた手つきで朝食の支度をしていた。

「あ、おはようございますファウさん」

「ああ……、おはよう」

 ファウナは不思議な顔で挨拶を返した。ほっとけば昼間で寝ているリーゼである。なぜ?と聞きたかった。

「やだなぁ、前に言ったっじゃないですか今日はセージさんとクエストを受けるって」

「ああ……そう言えば」

 ――それで早起きしたか。ファウナはとりあえず納得したが、

「お前ずいぶんとあいつの事気に入っているな……」

「?、一緒に冒険する仲間なんだから、仲がいいのに越したことはないでしょ」

 今まで三人ほど異界人を仲間にしたことはあったのだが、リーゼはのらりくらりとかわし、積極的にかかわろうとはしなかったので不思議に思った。

「任せてください!このボディで誘惑して骨抜きにしちゃってきますから」

 ファウナの朝食をテーブルに並べ終えたリーゼは玄関へと向かっていった。

「じゃ、行ってきま~す♪」


 すがすがしい朝日の中、リーゼは駆け出して行った。


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