決着
闘技場。
静はまだ目覚めなかった…。
「おかしいなぁ、怪我は治っているはずなんですが…」
リーゼは目線を下におろす。
「えへへへ~、おっぱい触っちゃおうかなぁ」
手をワキワキと近づこうとすると、突然静の目が開き、跳ね起きた!
ゴン!‥。
見事な頭突きをかまし二人は頭を抱えてうずくまった。
「何をしてるんですかぁ」
「えへへへ、ちょっと触診を」
向こうではセージが戦っていた。左手一本で
「また、あんな戦い方を」
静は立ち上がると、
「ありがとう、これでもうしばらくはあの人に付き合えそうです」
セージは戦っていた。体はボロボロだったが闘志は一向に衰えなかった。
「誠司!また右手忘れてる!」
突然の声に後ろを振り向くと、ぶすっとした顔の静が立っていた。
「何よ、ちゃんと生きていますよ。ほらっ足」
短いスカートの両端をつまみ奇麗なおみ足を上げて見せる。
「やめなさい、はしたない!」
「少しは頭、冷えた?。それじゃ…」
静は刀を抜きセージの横に並ぶ、セージは一呼吸置き、刀を両手で構えた。
「ああ、行こう!」
二人は一気に駆け出す!
ドラゴンが火を噴く!二人はそれを左右にかわし今度はドラゴンの右前足に狙いを絞り、同時に切りかかった。
ザッツ!ドラゴンの足から鮮血のような光の粒子が飛び散り、前かがみに倒れる。だが今度は鞭の様な尻尾がセージに襲いかかる。セージは刀でそれを弾くと、次の瞬間!静がドラゴンの尻尾を根元から切り落とした。
静に残ったもう一本の尻尾が襲い掛かる!だが今度はセージがその尻尾を切り落とす。
ドラゴンが苦しみ方向を上げる。セージは、ドラゴンの背中から頭部に駆け上がり、頭頂部に刀を突き刺した!
グォオオオン!!さらに大きな咆哮を上げ首をはね上げた。セージは刺さっていた刀を離し、空中に飛んだ!
「誠司!」
静は自分の刀をセージに向かって放り投げた。
セージはそれを空中で受け取ると、両手で構え、一気に振り下ろした!!
闘技場に巨大な咆哮が響いた……。
次回エピローグ




