薬草茶に関しての簡単な説明と注意事項 ※本編読む前に目を通してもらえると助かります。
読まなくても内容になんの影響もありませんが、理解しやすくするために読んでもらえるといいかと思います。
・世界観について
男女共に冒険者になることは不自然ではなく、既婚者も出稼ぎなどで冒険者になったりします。パーティーは仕事をこなす仲間として組む人や、気の合う者同士で組むなど事情は千差万別です。また、宿代を抑えるために家を借りて共同生活を行うこともあります。これは一応既婚者でも参加していることはありますが、おかしくはないけれど珍しいといった扱いです。
また冒険者の活動は大きな街や村などは理解がありますが、辺境の小さな村や主人公の村などは偏見を持っている人もおり、否定的な考えを持つ人もいます。
結婚に関しては神殿にて誓い、指輪を交換します。右手の中指に結婚指輪を嵌めるのが既婚者の証です。離婚は互いの同意が無いと基本成立しません。また貞操観念は基本的にしっかりとしている人が多く、浮気は一般的ではありません。
・登場人物
◆エリシア
冒険者になりたいという夢を持つ十六歳の少女。幼馴染のジェイクと結婚をしており、純粋で人を信じやすい性格。悪く言えば世間知らず。不安な時や、落ち着かない時は着けている結婚指輪を撫でる癖があります。夫であるジェイクに一途な愛情を持っているが、甘えがちな面があります。
◆ジェイク
エリシアの夫。住んでいる村で唯一の鍛冶師兼雑用屋。と言っても腕はそこまでではなく、農機具の修理などが主な仕事。薬草をお茶にするのが趣味でいろいろなブレンドを試しています。エリシアに強い愛情を持っており、エリシアに甘い面があります。エリシアが冒険者をすることについては……。
◆オーベル
ジェイクとエリシアの幼馴染。狩人で二人に獲物を分けたりしています。ジェイクの男友達としても長く互いに気心の知れた関係で、冒険者には基本的に好意的な考えを持っています。
◆アリア
エリシアの妹。夢見がちな姉とは対照的にしっかり者であり、ジェイクを義兄と慕いなにかと気にかけています。姉との仲は良好ですが冒険者には否定的な考えを持っています。
◆エリシアの母
気が強くキツイ言い方をしがちですが善良な性格です。面倒見が良く情の深い性格ですが、冒険者には偏見をもっており否定的です。
残りの登場人物は本編で。
なお演出のために敢えて描写していない部分があるためにモヤモヤするかもしれません。合わない人は合わないと思うのでブラバ推奨です。
※作者が視点切り替えで同じセリフ、描写を重ねるのが苦手なので敢えて少なくしています。
構成としては一章で主な流れを、二章で一章の裏側を明かしていきます。三章で全ての謎を明かす形です。
注意!!
寝取られ展開があります。合わない方はお勧めしません。また、内容的に辛い演出もあります。読む際はご了承ください。
以上の注意を問題ないと言う方はお楽しみください。