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そんな能力が?


第142銀河、惑星エルス


この惑星にはある理がある。


ー理の石碑ー


1、この世に生まれ落ちてから5,500日後、

全ての者に能力を授ける。


2、能力は選ぶことが出来ない。


3、能力は2つまでとする。


全人類が授かる能力


しかし、この日ある1人の少年に奇跡がおこる。



【ホークス家】


23時58分ー


父 ジル・ホークス

母 エンリ・ホークス

息子 シン・ホークス


ジル「とうとうお前も能力を授かる時がきたのか!」


エンリ「あなたを見てると私も能力を授かった時のことを思い出すわ〜、ふふっ」


シン「もう〜やめてよ2人とも…

あと少しで今後の人生が決まっちゃうんだよ…

変な能力だったらどうしよう〜」


ジル「そうだなぁ〜、戦闘向きな能力なら

冒険者か王国騎士団だな」


エンリ「ダメよ!そんな危険な職業!

シンは優しい子だから治癒能力なんていいんじゃないかしら!」


シン「勝手に決めないでよぉ〜…

僕は普通に生きていきたいんだ。」


ジル「まぁどんな能力であれ、神様が

与えてくださった能力だ。大事にしなきゃな!」


エンリ「ふふっ、そうね」



00時00分


日付が変わりシンの体から微かに光が溢れる。

能力を授かる時の合図だ。


ジル・エンリ「ゴクリ…」


パァァァァァ…


包まれていた光が力を失っていく。


ジル「どうだ!シン!」


シン「う、うーん、あんまり変わった感じは

しないかなぁ…」


ジル「意識を集中するんだ!

そしたら能力の名前が浮かんでくるはずだ!」


シン「意識を集中…」


全…、…造


シン「あ!見えてきた!うーーーん!」


全知、…造


シン「もう少し…」


全知、創造


シン「全知?と創造?…」


ジル「ゼンチとソウゾウ?」


エンリ「あら!『全治』っていうことは

治癒の能力かしら!嬉しいわ!ふふっ」


ジル「おぉ!それはいい!

けど『想像』ってどんな能力なんだ?」


シン「違うよ2人とも…

僕が見たのはこういう字だよ(カキカキ」


全知、創造


ジル「んん?エ、エンリ!!これは!!」


エンリ「まぁ!」


シン「どうしたの2人とも!

もしかして悪い能力とか!?」


ジル「何を言ってるんだシン!

この『全知』は大賢者マーリン様の

そして『創造』は大発明家エリオン様の

能力と同じじゃないか!!!」


シン「えぇぇぇ!!!」



こうしてシンの物語がはじまるのであった。



つづく


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