表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔王ときどき王女様!?  作者: 葵雪
1/2

プロローグ




むかしむかしあるところに、力の強い"魔王"がおりました。

それはもう普通の人の手には負えないほど力をもった"魔王"でした

…が人に危害を与えたことが一度もなく、人々は普通に生活をしていました。

…18年前までは。

あろうことか"魔王"は王女に一目惚れし、王女をさらっていってしまったのです。

そこで王様は勇者を探し、遂にある村で見つけ出したのです。

さっそく王女の救出に向かった勇者ですが"魔王"はとても強く

勇者は勝つことができませんでした。


-8年前

???「俺の父さんは王様に飽きられて勇者を辞めたんだって。

…だから、俺は勇者になれないって言われたんだ。」

???「あなたは、どうして勇者になりたいの?」

???「"魔王"を倒して、王女様を助けてあげたいからだよ。

きっと助けが来るのを待ってると思うから!」

???「そっかぁ。優しいんだね」

???「違うよ。俺はただ父さんを越えたいだけ…だから。

それにきっと王女様も

父さんに助けてほしいと思ってるだろうし…」

???「そんなこと思わないよ!

それにやっぱりあなたは優しいよ。

…私、あなたのこと待ってるね。」

???「え?」

???「ねぇ名前なんて言うの?私はユキ。あなたは?」

???「俺は--」


俺はあの日の夜、夢だった2代目勇者になった。

…本来俺がなることのできないはずの勇者に。

この時に気づくべきだったんだ。

なぜ俺が勇者になれたのかを。

この時に知るべきだったんだ。

そして、ユキが何者だったのかを。




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ