人生は時には予測できないことまさかは?!は起きる?
お酒飲んでいるとさっきから友君がこっちをみているようなきがしていたが自意識過剰だと恥ずかしいので気づかないふりをする。
すると友君が声をかけてきた。
「立花さんってお酒結構いけるんですね。」
なんだ。そのことか。
こっちをみてると思いきややっぱりそういうことか。
無言の私にかわって沙織が言い出す。
「先輩はお酒強くて飲み会はいつもそんな感じですよ。」
「そうなんだ。俺こんな飲む女性はじめてみました。俺はお酒弱いし頼もしいです。」
どうせ色気はないですよと友君を睨みながら言った。
「お酒は飲み続ければ強くなるんじゃないかな?」
すると友君は驚いた顔でこっちをみて言った。
「そうなんですね。 じゃあ飲みに行くときは誘ってくださいね。」
まさかの返答に驚いて友君を見るとこっちみてにっこり笑っていた。
目が合って思わずドキッとした。
笑顔可愛すぎ。
一瞬で恋に落ちた。
「じゃあ私彼氏が迎えに来たのでそろそろ帰りますね。先輩おさきです。」
「おつかれさま。」
「先輩私もそろそろ帰りますね。」
沙織が帰ると真由美も帰り皆どんどん帰っていく。
「立花さんはまだ帰らないのですか?」
「私はいつも閉店コース。飲みすぎちゃう子とかもいるし皆を見送ってから帰るつもり。」
「じゃあ俺も付き合いますよ。」
驚いた。友君って結構いいやつなのかも。
「じゃあ加藤くん美香ちゃん先に帰るね。おつかれさま。」
「楓先輩おつかれさまです。」
楓先輩も見送ると二人っきりになった。
「後は俺たち二人だけですね。立花さん結構飲んでるし、送っていきますよ。」
「あら私は大丈夫よ。いつもこんな感じだし。」
「お酒本当強いですね。酔わせてみたいなあ。」
「え?どういうこと・・・・・・?」
「酔うとどうなるのかと思って。」
友君がこっちを見つめながら言ってる。
顔が近い。
鼓動が早くなる。
年下相手にドキドキする私って・・・・・・。
だって恋はしばらくしてなかったし。
こんな至近距離で見つめられることもないし。
とにかくさっきから心臓の音がうるさいおさまれおさまれ。
こんなにドキドキしてるの友君にしられたくない。
「てか、友君お酒弱いっていってた割に沙織が帰ってから結構飲んでたような?」
友君はそうだったかなととぼけたような顔でニヤリと笑いながら言った。
「普通ですよ。新人だということで飲まされるのも嫌だったし。マイペースで飲みたいんですよ。」
「それはわかる!」
「立花さんも友君って呼んでくれるんですか?」
「さ、沙織がそう呼んでたから。嫌なら名字で呼ぶ。」
また笑った。 可愛いやっぱり笑顔可愛い。
「嫌じゃないですよ~、年上の人にそう呼ばれるとなんか嬉しいなあ。」
友君がまだこっちをみてる。
目がそらせない。
そらしたら意識してることがばれてしまう。
「明日休みだし、よかったらおすすめのお店あるので飲みなおしませんか?」
友君の意外なお誘いにびっくりした。
自分からは声かけずらいとか言ってなかった?
一瞬疑問が横切ったけど飲みすぎてたのからなのか、深く考えないことにした。
「い、いこうかな。」
私は昨日から飲んでるし、そろそろやめようかと思ったけど。
友君からのお誘い断ったら次はいつ誘ってくるかわからないし、おすすめのお店にも興味があったので行ってみることにした。
でもまさかこんな展開になるとは思ってなかった。
でもそれ以上に友君の笑顔もっと見ていたかったし、もっと一緒にいたかったし。
お酒が弱いとか自分からは声かけずらいとか言ってたのに。
やってる事と言ってることが違うみたいだけど。
本当はどんな人なのか、友君のこともっと知りたくなった。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
いたらないところばかりですが次回もよかったら読んでくださいね。
ありがとうございました。