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SAGE・FLAMME  作者: ふぃんてす
1章〜始まり〜
1/10

魔法が使えない少年

実にイライラしていた。何故使えないんだろうと。



彼の名はイジャス・グァンテス。


彼が住んでいるのは魔法が使える世界、「マークル」。



マークルは普段と変わらない日常を送るが、魔法を使ったり、技が使えたりとする世界である。彼の年齢は17。



高校2年にあたる。

この年齢になると魔法が使えてもおかしくは無いのだが、彼は能力には恵まれず魔法が使えないん日々を送る。


学校の魔法の授業でも一人だけ魔法が使えないことで馬鹿にされたりと彼にとっては侮辱的な毎日を送っていた。


「はぁ....なんでだよ...」学校の帰り道ではいつもため息をつきながら帰っていた。


「イージャ!」と言うと肩をいきなり組まれる。イジャとは昔から言われているあだ名だ。

「んだよ...馬鹿にしようってのか?」不満そうに返すイジャス。


「違うよ!」と返すのはアンナ・グリャン。



昔からの幼なじみでポニーテールが印象的な女の子。学校中から注目を集める美女だ。

「イジャはどんな魔法が使いたいの?」とと

うアンナ

「炎...かな」と答えるイジャス。



「お父さんと一緒じゃん!」と感心するアンナ。

イジャスの父は現在のマークルの王だ。政治もよく、経済も常に安定しており、国民から絶大な信頼を受けている。



「嫌だよ父さんとくらべられるのは...」とまた答える。そしてじゃあなと言い、家に帰るのだった。



「あ...」と心配する顔を見せながらもアンナも自分の家に帰るのであった。



「...」自分の部屋にいきひたすら自分の手のひらを眺める。なんで俺だけが...。それしか考えられなかった。

夜になる。自分の部屋に行く。本来ならもう寝る時間ではあったがなかなか寝付けなかった。やはり魔法の事っあった...。

「なんで...なんでなんだよ...」手を悔しそうに握る。



「くそがっ!!」地面を思っ切り叩く。するとゴォッと言う音と共に手が炎に染まる。

「!?」驚くイジャス。


すると手の甲には炎の紋章がくっきりと写る。炎はピタリと止まったが炎の紋章は消えない。なんでだろう?と疑問に思いながらもベッドに入り寝るのだった。




朝。鳥のさえずりて共に目がさめる。

おはようとリビングに向かう。

「おぉ。おはよう」イジャスの父であり国王のアヴゥンテ・グァンテスだ。



「父さん、この手の紋章なに?」と手の紋章をアヴゥンテに見せる

「どれどれ」と拝見するアヴゥンテ。



「これは、炎の魔法が使える人にある紋章なんだ。よかったな!」ニコッと笑うアヴゥンテ。母のイリナもよかったじゃないと褒めた。

「試しに出してみろ」と父に言われうんと答えるイジャス。しかし出そうとしても全く出てこないのだ。



「まさかその紋章は自分で書いたのでは?」と疑う父。まさかと返すイジャス。

「やっぱりか。まぁいい。ご飯を食べろ」明らかにまたかと言うような感じで言う。


またかと言うのは魔法が使えるようになったと言いながらも全く使えない事が多々あるのだ


「...わかったよ」ご飯を食べる。学校に行く準備をし家を出る。そして学校に向かう。

「おはよ!」とアンナに声をかけられる。

「...あ、おはよう」

「今日も元気ないよ?また魔法?」と返す

「またってなんだよまたって...」と不満そうに返す。



ごめんごめんと言うとイジャスの手の甲に紋章がある事に気付く。

「イジャ?その紋章は?」

「あぁ、何故か昨日ついたんだ。」と手の甲を見ながら答える。

「よかったね!」と喜ぶが魔法が出せないとイジャが言うとうーんとアンナは考える。そうしている内に学校につく。

廊下を歩き教室に入るといきなり五人組に囲まれた。



「やぁ、魔法が使えないやつおはよう!」笑顔で言うが嫌味にしか聞こえない。

邪魔だと振り払うもまたついてくる。

「あれれ?その紋章はなぁにかなぁ?」幼児に聞くような聞き方をする

「昨日何故かついたんだ。悪いか?」と怒るイジャ

「まじか!」と驚く男五人組。

「おめでとう!やっと使えるようになったんだ!いやぁ、明日は雨かな?台風かな?あっはっはっはっは!」馬鹿にする笑が飛び交う。



「...んざけんな。」怒るイジャス

「はぁい?なんでちゅかぁ?」馬鹿にする顔を見せながら返す。

プツン。我慢していた糸が切れた。紋章が光ると腕は炎に包まれる。



「あ...いや、ごめんって」言っている最中であったがイジャスは

「ふざけんな!」て1発殴る。すぐに吹っ飛び壁に当たる。何が起きているかわからない顔をし、リーダー格の男は逃げ壁に当たった男も逃げた。その他の囲んでいたやつも、だ。炎は消え紋章も光が治った。


ワァーっと歓声が教室で上がる。すると、一人の男が近づいてくる。

「オレと勝負しないか?」とーーー。




あと書き。

どうも初投稿のふぃんてすです!この話はシリーズ化しますので見ていってください!初心者のため話の組み立てはへんだと思いますが見ていってくれたら嬉しいなと思っています。次回からは字数を増やすのでよろしくお願いします!


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