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お嬢様と夜空  作者: 瑠紀
7/16

第7話 ファーストキス

更新が遅れてすいません…m(__)m3日に一度の更新守ってませんよね…。勝手ながら、更新は不定期にさしていただくことになりました…。すいません…。



今回は、サブタイトルにも書いてあるように紀奈紅のファーストキスです!「小学生の癖に生意気な!」っと、思うかもしれませんが、紀奈紅達4月に中学生になるので…。そこのとこよろしくお願いします。

「竜牙…?」


私は、少し苦しくなったけど竜牙を探した。


「何ですか?紀奈紅」


敬語を使った声。

竜牙の声…。


「竜牙…」


竜牙は、フェンスにもたれかけていた。


「ねぇ…敬語なんだね…竜牙」


竜牙は、意外そうな顔をして、


「もともと、敬語ですが」


と、言った。


「え?でも、あのときは…」


竜牙は、綺麗な顔を私に向ける。

赤くなってない顔。

こっちのほうがかっこいいよ。


「あのとき…ですか?あのときは…少し興奮していました…。すいません」


竜牙が苦笑いする。


「謝る必要は、ないよ」


すると、竜牙は私の手をとって隣のフェンスに座らせた。

赤くならないなんて…敬語のところもそうだけど、さっきの竜牙とはちがうような気がする。


私は、なんとなくポケットを探ってみる。

あ。


「見て、竜牙!これ」


私がだしたキーホルダーをみて竜牙が言った。


「月のキーホルダーか…紀奈紅に似合ってますよ」


「ありがとう!」


私は、笑顔で答える。


「私ね、夜空が好きなの。昔から、喘息で家に帰ることが多かったから、夜空をベットから見るのが多かったから」


「へ〜」


今日も、晴れだからみれるかな…。

楽しみっ!


「オレの…母親は…」


竜牙がいきなり話し始める。


「1週間前に…死んだんだよな…」


独り言のよう…。


「え!?竜牙のお母さんが…?」


「そう、それなのに…ふつうに学校きてるなんておかしいですよね」


たしかに…私だったらお母様がいなくなったら…家から出ないと思う。

気がおかしくなってたかもしれない。


「オレは、なぜか…涙がでてこなかったんです」


え?


「たしかに、悲しかった。でも…涙が出てこなかった」


涙が…


出てこなかった!?


「なぜでしょう?オレは母さんを愛してなかったのか。いえ、とっても愛していました。なら、泣くのがいやだったのか、それもちがいます。むしろ、泣きたかったのですから。なぁ…紀奈紅はどう思いますか?」


竜牙が私のほうを向く。

え!?私!?


「わ…私は、それでいいと思う…。色んな人がいるし…。いつかは、涙もでてくるよ!」


竜牙は、それを聞くと安心したように息を吐いた。


「何で、竜牙は私に相談したの?舜斗や雪ちゃんのほうが親しいじゃない」


竜牙は、それを聞くと、ニコッと笑った。

そして、


〈ギシギシッ〉


私の顔を竜牙の顔に近づけて、


私の唇と竜牙の柔らかい唇を重なり合わした。


「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


竜牙がもたれかかってくる。


〈ギシギシッ〉


また、フェンスが動く。


キ…ス!?


…。


わっ!


私は、竜牙をつきはなした。


「なにするの!?」


私ともあろうものが、怒鳴った。


でも、竜牙はひるむ様子がない。

竜牙は、顔をまたぐっと近づけた。


「オレが、紀奈紅に相談した理由は、こういうことです。オレは、紀奈紅にこういう気持ちをもってるんです」


竜牙は、そう言って、屋上から出て行った。


「あ〜あ、楽しくなりそっ♪」


雪ちゃんの声が聞こえたような気がした。


でも、そんなの今の私には聞こえない。


何で、キスしたの?


私にどういう気持ちを持ってるの?















なぜ?竜牙―
















いかがでしたか?

辛口でもいいんで、評価&感想下さい!出してほしい、キャラクターでもいいです!

それから、人気キャラクター投票をおこないます。いつでも、いいのでよろしくお願いします。この「お嬢様と夜空」の最終回にのせるつもりです。

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