表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
お嬢様と夜空  作者: 瑠紀
10/16

第10話 お迎え

今回は、雪ちゃんのLOVEです!雪ちゃんファン(いるのか?)には、たえられないかも…。っていうか、こんなお迎えほし〜い!(作者の妄想)

「…く…チャン…ちゃん…」


私の名前を呼ぶ声が聞こえる。


私は、目をこすりながら起きる。


「…亜宮畝…今何時?」


亜宮畝は、だまって沙紀のピンクの腕時計を出す。


〈AM 6:00〉


…。

ここでは、起きる時間なのかな?

いつもは、8時に起きてるんだけど。

ま、いっか!


「起きるよ。布団一緒に直してくれる人!」


「は〜い、あたしが手伝いますぅ〜♪」


「ありがとう、杏実」


杏実は、ニコッと笑うと、私が持っている布団を持ってくれた。


「ここは、朝7時に登校するのが、常識なんだよっ」


沙紀が、ニヤッと笑う。


「早い…」


びっくり!


「紀奈紅のところはいつだった?」


「いつでも、よかった」


「え〜〜〜!!??」


そんなに驚くところ?


「ありえないですぅ〜」


杏実も驚く。


「…とにかく…早く…いかない…?…」


亜宮畝が、口を開く。

そうだね。


私たちは、もともと用意してあった荷物を持つ。


「行こっ」


沙紀が、うきうきしながら言う。


私が、戸を開けると…。


「は〜い、きなちゃんっ♪」


「おはようございます。紀奈紅」


「おはよっ、紀奈紅!」


…。


「雪ちゃん!?竜牙!?舜斗!?」


そう、そこには舜斗たちがいた…。


「何で、ここにいるの??」


「僕らの、お姫様だから♪」


「え?どういうこと??」


後ろで、沙紀たちが驚き半分、嬉しさ半分みたいな顔をしてる。


「いや〜、連が行きたいっていうんでさぁ」


「同じく」


「でも、女子寮(ここ)って男子禁止なんじゃ…」


「お姫様を迎えにいくのに理由がある?きなちゃん♪」


「うっわぁ!!!!!!衝撃発言ですぅ〜♪」


杏実!


「でも、とりあえず…出て行かないと…」


私は、おそるおそる言う。


本当は 嫌じゃない


舜斗も来てくれた


竜牙も来てくれた


なにより お姫様って言われたのが嬉しい


ありがとう 雪ちゃん


「じゃあ、出て行きますか?お姫様」


雪ちゃんは、私の手をとる。


「うん!」


なんだか、みんなといるのが楽しい…。


あ。


「沙紀たちもいい…?」


「…いいけど…」


雪ちゃんが、私の肩に手をまわす。


「きなちゃんは、僕のものねっ♪」


!!

私の顔が赤くなる。

雪ちゃんの…バカ…。


「ヒヒヒヒ♪どうぞごゆっくり♪」


沙紀が、舜斗の手をとる。


え?ちょっと…舜斗は…。


「ごゆっくりですぅ♪」


杏実が竜牙の手をとる。

嫌そう…。


「行こうよ!きなちゃん♪」


私は、雪ちゃんの手をはらう。


「いやっ!!!私は舜斗がいいのっ!!!!」


雪ちゃんは、複雑そうな顔をする。


「…今日だけ…」


雪ちゃんは、私をお姫様だっこする。


「え?ゆきちゃ…」


「僕は、本気できなちゃんのことスキなんだよ?」


そんなこと…。


「でも、私は舜斗がスキ…」


雪ちゃんは、私をおろした。


「わかった、でもきなちゃんは僕のお姫様。一緒に行きましょう」


行くだけなら…。


「いいよ…今回だけ」


雪ちゃんと私は歩きだした。















雪ちゃんと笑いながら―
















次回は、番外編です!一度、本編から外れます。そこをご了承下さい。LOVEは、あるんで。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ