第1話 出会い
新連載です!よろしくお願いします。感想などいただけるとうれしいです!
第1話は、詩みたいですが、第2話からはお話し風になります。では、読み始めて下さい!
名前も、夜奈から瑠紀に変えました。ややこしいと思うけどよろしく^^y
ちなみに、【お嬢様の憂鬱】の作者じゃないんで。紀光なんです(詳しくは作者紹介ページへ)
長々とすいませんでしたっ!
私は、恋をした。
その日は、私の喘息が悪化したので家にもどった。
庭の木の上にあるツリーハウスの中で好きな夜空を見てた。
星がきれいだった。
ふと、下を見ると貴方が走っていた。
顔を見たとき、私の顔が真っ赤になった。
私は、ツリーハウスから降りた。
本当は、じぃやに外に出たらダメって言われてたんだけど。
我慢が出来なかった。
どうしてもあなたに付いて行きたかったの。
私が、門の外に出ると貴方は遠くにいた。
走った。
走った。
喘息だったから走ったらだめだったのに。
息が出来ないぐらい苦しくなった。
膝をついた。
貴方が、近寄ってくるのが分かった。
嬉しくて、嬉しくて笑顔になってしまった。
苦しくなってきた…。
視界がぼやてきた。
倒れてしまった。
だれかに抱きかかえられたけどだれだったか、覚えてない。
ふんわり、女の子とちがう優しい香りがした。
私は、そのまま気を失ってしまった―
気が付くと、私の屋敷の部屋にいた。
私は、じぃやにとても怒られた。
でも、貴方のことしか考えてなかったから、聞いてなかった。
何か、大事なことを言っていたような気がする。
私はじぃやの説教を無視して、じぃやに頼んで貴方の学校を調べてもらった。
貴方と同じ中学に行くために、受験もあきらめた。
転校の手続きもした。
どうしても、貴方と同じ小学校に行きたかったの。
今の生活も嫌いじゃないのに…。
でもね、毎日、貴方の顔が見たかったの。
貴方の、特別な人になりたかったの。
貴方と、二人っきりになりたかったの。
貴方と、家を捨ててどこかに行きたかったの。
貴方と、いっぱい話したかったの。
いつまでも、いつまでも、貴方のそばにいたかったの。
その時は、何も分からなかった。
貴方が好きだったのに。
何で、気づかなかったんだろう。
貴方のことが、好きで好きでたまらなかったのに…。
そう、貴方のことが―
いかがだったでしょうか?
これから、『お嬢様と夜空』を読むにあたってこれは分かっといて下さい。
1.主人公は、お嬢様である。
2.主人公も彼も小学生である。
そして、なんと次の話では主人公の名前と彼の名前が…!
ちなみに、更新は3日に一度が目安です。
この小説が、終わると年齢を明かすつもりです♪
これからもよろしくおねがいします。