総督編 すべてこそ世界でありたい
これが最終戦争?、残念、なんか時が止まっていた。
そう悪名高いインターネットブラウザくんが時を止めたのだ。
「ああ、時が止まっているよ。」
この割とデカイ城の目の前に、アイスクリームエロ本マンと総督とブラウザなどが蔓延っていた。
「ここには知らないが居る。
もちろん知ってるも居る。
動いているのは知らないだけ。」
よく見るとブラウザは、2次元系エロサイトを6タブ開いていた。
「教えてあげようか、それはいいね。
罪と太郎。それはある日の土曜日のことだった。
あたりまえだけど、物語なんてこの城の前には、存在しない。
意味がわからないことは、ちゃんとわからないと言うべき。
だってこれは、存在しないんだよ。
それに黄金と願い。答えは、簡単さ、時なんて、簡単に動き出すよ」
張り詰めた世界、緊張する世界、そこには、しれっと氷ちゃんがいた。
「やっほー☆氷ちゃんだよー?」
そして嘘みたいに、世界が動き出した
ついに総督 対 存在してはいけないもの『達』 が ぶつかり出す!!!
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氷とブラウザに気づく総督。
「はっ!なんか増えてる・・・なんなのよもう・・・」
「そのブレードダストで我を倒すのか?残念だが不可能だ、何故なら」「僕たちはね」「やっちゃったもんね☆」
一体、何をやったというのだろうか。
一歩、どころか十五歩下がる総督。
「やってられないわ、こんなの・・・」
総督は、そのままどこかへ行ってしまった。
「これぞ、全能の力よ」「僕達の勝ちかな?」「やっちゃったもんね☆」
ピューピュー風が吹く。
あたりまえのように、城とマンションと完全にイカれた奴らが取り残されていた。
「えー改めましてどうもはじめましてタケシ・ヴァルトハーゼです、これから我らでコンビーフ定食屋で打ち上げしようと思います。おk?」
「あ、ヨロシク、ブラウザですはい、ええっと、メモ帳メモ帳・・・あ、僕は、今日は、予定開いてるかな仕事休みだし、でも明日早朝から仕事だから早く帰りたいかな」
「よろしくね、氷だよ☆、打ち上げいいよ☆、いくよ☆」
あきれる。
これから仲良しこよし打ち上げが始まろうとしていた。
場所は、もちろんゴミックである。
もはやこいつらにとってゴミックは、墓場なのだろうか。
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とあるマンションの一室、ミッドナイト・ナイトナイトガールの家。
「なにこれ、タイプしにくくなーい?」
なれない手つきでタイプライターを打つ、いたいけな少女がそこには居た。
暗い部屋、りんごとバナナとメロンがそれぞれ4個無造作に転がっている。
パンッパンッ。
「はあ、うるさいっつーのホントに」
外に変なコスプレをした3人がタムロっている。
「「「花火サイコー!!!!!」」」
とか言って暴れている。
「こんなこと、気にしている場合じゃないのにー、ホント、最悪ー」
いたいけな少女は、何者なのか、何をしているのか。
その真実は、闇に溶け込んでいく、と思いきや、光に満ちた朝日が闇を照らすように登っていくのであった。
「はあー、ねえタイプさんー?、そろそろなんか喋ってよ?」
なんと彼女は、未登録の能力者「タイプライター」の召喚獣だったのだ。
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ゴミック路地裏、剣道屋さん前。
「『それはいいね』と『永久のそれはいいね』、違いは、もちろん『約束』の守り方よ。」
総督の目が怪しく光る、何を企んでいるかは明白だった。
「今日は、剣道屋バーゲンセール最終日、仕事はクビになったけど、これだけは、どうにかしなきゃ」
さよなら総督。
でもこの総督は、これからも総督だ!!!
これからも刀を愛して、生きていってくれ!!
総督編→タイプライダーブラック編