泥語り
オリキャラ出します
一人…ひと…り?一体?一個?
個人的な事情でチルノは150cmほどだと思っといてください。おなしゃす(調べたら130~140って書いてあったけどね!)
ついででオリキャラと今まで出たキャラの身長を
皇雅くんは190(長身です。全長だともう少し大きくなります)
天照さまは150(ちっこいです。全長だと160になります(主に触覚で))
月夜見さんは179(180って柄じゃねーなとかいう個人的概念「あと1cm欲しかった」)
幽香さんは165(調べたら160だった。ちくせう)
紫さんは170(168くらいらしい)
萃香さんは135(調べた場所だとあってた!やった!)
永琳さんは165(164だた。)
神奈子さんは170(164だった)
諏訪子さんは145(143)
らしいですよ?調べたのはtxtかなんかで考察されたサイトさんですけど
ではおまたせしました
セリフ少なめ、独白多め、描写少なめ、文短めです
前回のあとがきの改善はあんまりできなかった。ちくせーう
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最近チルノがものづくりにはまっている
時期としては私が菓子を作り始めた頃であったろうか
最初は氷でできた小物(なぜか溶けない)で今は泥をこねている
なぜ泥?と思い問いかけてみると「ゴーレム作ってみる」とのことだ
知り合いの妖精(大ちゃんという名前らしい)から聞いたようで、できるかはわからないがやってみる事にしたらしい
手伝いをしようかと言ったが私には「最後の仕上げだけでいい」と言われた
ゴーレム作りにはいろいろと制約があるらしく転々とチルノは場所を移動していた
最初は月の畑で、次は高天原、鬼の住処といったように
魔術師に手伝ってもらったら楽らしいが、生憎私たちの知り合いにそんなものはいない
楽…というだけであって手段はあるようだった
どんな工程なのか聞いてみると
最初に部位をそれぞれ作り、それを繋げ、最後に自分の欠片(髪の毛とか自分の一部)を混ぜて完成…とのこと
簡潔に答えてもらっただけなので厳密には違うらしい
余談ではあるがゴーレムは異国の言葉で胎児を示すというのを紫から聞き、そうなるとチルノは子持ちになるのか…と思っていたら顔に出ていたのか紫に
「胎児を表していますが、成長しない事や考える力が胎児という意味です」
と即座に言われた
これは一般論ではらしいので成長するゴーレムも存在するらしい
あとは『エメト』についてだ
暴走したゴーレムを停止させるための言葉のようで製作者がこの言葉を言うと停止するらしい
そのことはチルノも理解していて私の能力でなくして欲しいそうだ
…今更ながら気付いたことがある
チルノは存外こういった作業が好きなようだ
ゴーレムを作っている時のチルノは終始笑顔で、道具は使わず自分の手だけで形創るその光景は言葉が出なかった
何も知らない者がこの場面を見たらきっと、妖精が生首を弄り回しているという馬鹿げた光景になるのだろうか、そう錯覚するほど自然で精巧なのだ
最初はただの泥だったような気もするが、なにか特殊な泥だったのだろう
流石にずっと近くにいては色々とまずいので知っているのはそれくらいである
何がまずいかというと作っているのが女性なのだ。つまりは…そういうことだ
今はまだわからないが仕上げまで私は待機だな…
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断話:とわになゆたのげんそうを
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「ここは…こう?…こうして…こうかな?…手の向きはあってる、足も大丈夫…平気そうだね。じゃ最後に…あ、目ん玉取れた」
自分が1から作った素体をつなぎ合わせ不具合がないかを確認していた
大ちゃん(友達の大妖精のあだ名)から聞いたゴーレム作りが完成しかけていた
取れてしまった目玉は押し込んで眼帯をさせた。何か言われたらおしゃれと言い張ろう
この子の名前はもう決めてある
ナユタ。一応数字の那由多からとった
人間と違ってこの子は永遠に生きる少女になる。あたいもそうだ
長い時を一緒に生きるんだ
『エメト』の言葉は皇雅に封じてもらう。もしも嫌になればナユタが望めば止まるようにした
そんなこと来ないことを祈るけど…。
この子はどんな能力を得るんだろう?どんな声で、どんな風に喋るんだろう
そんなことを夢見てあたいは彼女に息を吹き込むんだ
額に口付けをして、告げる(願わくは)
「ナユタ」
と
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あれから幾分か経った頃のことだった
チルノの隣に見覚えのない少女がいた
眠そうに欠伸している少女と柔かに笑うチルノ
少女の印象はプリン色だったか…黄色と茶色だった
片目は革の眼帯をしていたがあいた方の目を擦っていた
羽がないから妖精でもなさそうだし、妖力も感じないから妖怪ではないだろう
チルノの表情を見てわかるがあれがゴーレムだろう
「…チルノ、そのお嬢さんは?」
「ナユタ、自己紹介して?」
ナユタとよばれた少女は控えめに頷くと凛とした声で「はい」と応えた
「僕の名前はナユタ。姉さんが会わせたい人がいるって言われて来ました」
「私の名前は皇雅、妖だよ」
「……覚えました皇雅さん」
目を閉じて脳裏に刻むように何度か呟いて少女はそう言った
それを満足そうにチルノは何度か頷いて私を指差して言う
「…ということで皇雅、アレ頼んだ」
「任された…では『ナユタにエメトは効かない』が『ナユタが望めば可能』とね」
「?」
少女は何を言っているんだろうといった表情で首をかしげていて
それを見てチルノは「なんでもないよ」と笑顔で応えていた
「あと、皇雅には教師やってもらうから」
「教師?」
「あたいもするけどナユタにい・ろ・い・ろ・教えるためにね」
「…把握したよ」
「というわけでしばらくナユタはあたいたちとお勉強ね」
「はい、わかりました姉さん。皇雅さん面倒だと思いますがよろしくお願いします」
「面倒なんて思わないさ、こちらこそよろしくするよナユタ」
私は控えめにナユタの頭を撫でてそう答えるのだった
■ ◆ ■ ◆ ■ ◆
チルノがお姉さんになりました
一瞬だけチルノ→ママ 皇雅→パパ にしようとしたけど危ない気がしてやめた(主に神様とか花妖怪とかスキマ妖怪が)
オリキャラは僕っ娘のナユタです
でもなるべくオリキャラは控えます
時折、詩みたいな文章が作れるんですが長続きしないし希にしか書けない(・ω・`)
可
能
と
か
不
可
能
と
か
の
規
模
じ
ゃ
な
い
使
い
方
を
し
て
い
る
気
が
し
て
い
る
が
変
え
る
気
は
な
い
。




