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僕が僕のために世界を作り変える!
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万物の開闢と劫末の重なり。多元世界を構成する十二の要素。有限と無限。一と全。
これが私たちの世界。それを誰かが教えてくれていた。名も知らず、見えない。だがしかし、確かに存在するその存在は、僕に幾度となく語りかける。僕はまだ何も反応できないけれど、確かにその声を聴いていた。
言葉では言い表せないほどの時間が過ぎた。
「お兄ちゃん!起きてー!朝だよっ」
(…ん…?)
僕は永い眠りからようやく目が覚めた気がした(顔面に違和感を感じながら)。
…そうだ、満面の笑みで僕の顔面の上に立って手を広げているのは、僕の10個下の妹の七世だ。今年で小学5年生だが、まだまだちっこくて可愛い。だが、
「もががぎぎぎごごごごおご!もががががみみごおお!(我が愛しき妹よ、そろそろお兄ちゃんのお鼻が大変なことになりそうですよ)」
「よかった♡ 起きてくれて!お兄ちゃんなかなか起きてくれないから次は七世スペシャルしようと思ってたのっ、にひっ☆」
「ははは…」(勘弁してくれよ…)僕は顔を引きつらせた。