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俺と仲間とその他物語  作者: PSP-1000
8/8

その八! 保川翔主催第一回1からたこ焼きを作ろうぜいや創ろうぜパーティー 前編

タイトルが長いですね、しかも滅茶苦茶久しぶりですね。


更新できなくてすみません・・。



とりあえず、どうぞ。

「たこ焼き食いてぇ!」



突然何を言い出すのかねヤッスー。そりゃあ放課後で俺も食いたいような気もするけどさぁ。



「この辺、てか帰り道にたこ焼き売ってるとこなくね?」



「千、甘い。甘いよ君は。我々の帰り道にはスーパーという、その名の通り、普通の店を超越した素晴らしい建物があるということを知らないのかい?」



いや超越とか大袈裟だろうが。俺もスーパーの語源は知らないけど店を超越した素晴らしい建物、って意味ではないと思う。



「いや、でもよ〜。熱々のたこ焼きってスーパーで売ってなくね?あったとしても冷凍食品だろ。」



確かに大手のイトーソーカドーとかだったら中に金ダコとかのたこ焼き店があるかもしれないけど、ここは近所のスーパーだぞ?



「いや、諦めたら試合終了だ千君。俺はたこ焼きを1から作る!いや創るのだ!」



「うん、お前その『つくる』の違い俺だから分かったけど、普通の人が聞いたら馬鹿だと思われるぞ?」



「おい、あったぞスーパー、いや!ハイパーが。」



無視かい!いやそれよか何故スーパーをハイパーに言い換えた!?


だが、ヤッスーが言った通り、確かにスーパーまで来ていた。俺達はそのスーパーに侵にゅ―お邪魔した。



「さぁ、たこ焼きの素を探すぞ!俺は野菜コーナー見るからお前はその他を探せ!」



・・・はい?



「おい、保川てめぇ。探すつもりねぇだろ?」

「いや、野菜コーナーにだってたこ焼きの素あるかもしれないじゃん。」

「あるかいっ!どんなスーパーにたこ焼きの素が野菜コーナーに置いてあんだよ!?」

「こんなハイパー。」

「だからハイパーってなんだよつーかたこ焼きの素があるわけな―」



お?あれはまさか・・・。


「ほら千、あれたこ焼きの素またの名をたこ素じゃね?」

「そんな・・・と、隣に大根がっ・・・!てか『タコソ』ってなんだよ。」



なんでこうもヤッスーの言う通りになるのだろうか・・・。コイツが馬鹿なだけにムカつく。



「いちいち『たこ焼きの素』って言うのダルいから『たこ素』。」

「たこ焼きの素ぐらい言えよ。」

「だって噛むかもしれないじゃん」

「噛まねぇよ『たこ焼くものもと』は。」



沈黙。



「ほーらね。」



・・・・。ごめん確かに噛むかも。しかも今俺どう頑張っても出来ないような凄まじい噛み方をしたような気がする・・・。



「・・・んで、たこ素は手に入れたけども、後はどうすんの?」

「中に入れる物じゃね?なんか好きなもの。」

「たこ以外になんか入れんの?」

「入れてもいんじゃね?てか誰か呼ぼうぜたこパーに。」

「タコパー?」

「保川翔主催第一回1からたこ焼きを作ろうぜいや創ろうぜパーティーの略。」




ながっ!



「たこパーってそんな長いタイトルを略した結果なんだ・・・。」

「いや実はまだタイトルあるんだ。『保川翔主催ザ・ショウ・ヤスカワの記念すべき第一回創造神保川翔による仲間達のために作るいや創りあげる最初の最初つまり1から―」

「長い。」

「―作るいやだから創るっつんだろうがよバーカてめぇをパーティーに呼んでやるんだから感謝しろやこの―」

「ちょっと待て!お前それ誰に向けて言ってんだよ!」

「―クソ野郎共が!パーティーの略。」

「最後の方なんか雑というかなんとも言えないタイトルだなぁ・・・。」

「まぁ、とりあえずアイツら全員呼ぶか。」

「おう、そうだな。・・・ん?ちょっと待てよ。」



なんかすごく嫌な予感がする。



「たこパーどこでやんの?」

「お前ん家。」



無茶なっ!



「ふざけんなよおい親に連絡してねぇよ!」

「大丈夫だ。」

「何を根拠に?」

「俺達にはいつだって強攻突破という手段がある。」



なおさら困る!



「決まりだな。」



勝手に決めるな!



「千ん家でやるのか!楽しみ〜。」



え?あれヤッスーの声じゃない?



「うおっ、もう来たのかマツケン。てかヤッスーいつの間に呼んだんだ?」

「まぁね。ボンバー斉藤ももうすぐ来ると。ユウ君はお前ん家で待ってるだとよ」

「おぉそうかそうかボンバーもすぐ来るのか。んでユウ君が俺ん家・・・俺ん家!?」



やられた・・・



「まぁそういうこった早く材料買っちゃおうぜ。」

「そうだな。あ、そうだヤッスー。ロシアンたこ焼きルーレットしねぇか?」

「マツケンNice idea!」

「英語だけ発音いいなお前・・・。」

「それじゃあよ、ワサビとかタバスコとか必要だな。」

「そうだな、マツケン。なぁ千!チョコとかいれようぜ?」

「罰ゲームにしちゃえぐつないなたこ焼きにチョコかよ・・・。」

「罰ゲーム?失敬な。味を探求してるんだよ俺は。」

「・・・。」



味音痴ぃぃいいぃぃ!!

直接は言えないから心の中で叫んだ。



「おい、タバスコとワサビ持ってきたぞ〜。」

「マツケンThankYou!」

「相変わらず英語だけは達者だなぁおい。それよりタコ買わなきゃな。」

「Oh! Octopus!」

「うざいから一回死ね。」

「Say that in English please?」

「You're bothering so die!」

「・・・。」


・・・。


あれ?ヤッスーがしゃがみこんで、ちょっと体が震えてる?



・・・。



「泣くなよ・・・。てかマジで傷ついてんじゃねぇよ・・・。」

「畜生馬鹿にしやがって!この俺様を!!俺様を!!!」

「お前何様だよばーか。」

「馬鹿って言ったぁぁあ!マツケンこいつが俺を馬鹿、馬鹿と・・・!」

「馬鹿だからしゃあない。」

「マツケンまで畜生!!」

「お前もういいからさっさと材料買っちゃおうぜ・・。」

「・・・。」



たこ、チーズ、納豆とかとりあえず生地で包めそうなものをかごに入れる。



「よし、入れる物が決まればレジへ直行だ!!」

「もう一回待とうか。一体誰が払うんだ?」

「あ・・・。」

「ここは主催者の保川が払うんだよなあ?」

「え?ちょっ・・・。」

「当たり前だよなあ?」

「あ、ええとそのお・・・」

「よし、決まりだな。」

「サンキュー!」

「ううう・・・。割り勘じゃなぇのかよぅ・・。」


さあ、材料を購入したわけだが・・・・。あ、問題は他にもあったな・・・。



『電話だ4!電話だ4!!イヤッホーイ!電話だ―』

「ヤッスーお前なんだよその着信音・・・」

「まったくだオタクかお前は・・・。」

「いいだろ俺の携帯なんだから・・・。お、ユウ君からだ。もしもし?ユウ君?・・・え?おお・・・。おおお・・。おおおおおお!!!!おおおおおおおオーマイ―」

「「やかましいわ!!!」」

「―ガッド!!!!!!!!!!!」



そんなに言いたかったかお前・・・・。

彼らが話してた内容を要約すると、強行突破が成功してしまったらしい・・・。

しかも俺の部屋で開かれるらしい・・・。たこパー。



母さん、どうしてだ・・・。俺の部屋が油臭くなっちまうじゃないか・・・。

居間で出来たじゃないか・・・・。ぁあ、俺の部屋が・・・・。



「よし、じゃあ千ん家に行こうぜ!!!」

「よっし、行くか。」

「はあ・・・。行こうか・・・。」



そして俺たちは家に向かうのであった。



その後に悲劇が起きること知らずに・・・。

さあさあ千君、あ、いや努君の部屋は果たしてどうなるんでしょうかねえ・・・。



千の運命やいかに!!!



続編、早くかけると良いんですが・・・。


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