その七! 消しゴムカス戦争勃発!
タイトル通りのストーリーです・・・。
なんか最近スランプな気がします!
マズイでやんす!
「ん〜。むにゃむにゃ。」
おうよ。今多分( ̄〜 ̄)ξみたいな感じになってる千だ。いや、青山・・・・あーもう、千でいいや。
今日は俺、不覚にも睡魔に負けて至福の時を過ごしてしまった。
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睡魔A「おい、寝ちまいな!」
睡魔B「眠いんだろ?眠いんだろ?」
「・・ぐ・・・・・。」
睡魔A「抵抗しても無駄だ!」
睡魔B「ばーかばーか。寝ろよ〜。」
「・・・・・・・・。」
睡魔AB「「既に寝てるし!!」
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え?テメーが寝てたんだろうが?
・・・いや、絶対絶対睡魔だからよ!
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睡魔「どうしよう・・・。」
「・・・・・。」
睡魔A「なんか勝手に寝ちゃってたし。十分くらい経つけど、先生もかなり大事なこと言ってるし、隣に座ってる三木さんはつまらなそうだし・・・。起こしたほうがいいかな〜?」
睡魔B「いや、きっと自分で寝たんだし、自分で起きるよ。」
睡魔A「それもそうだね・・・。僕らの出番なし・・・・。
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・・・睡魔優しい!!
・・・ってか結局俺が勝手に寝てたのかよ・・・。
何だよ、これー。俺のせいかよ、俺のせいかよ、俺のせいかよ・・・・。
睡魔ABC「「「お前の責任じゃ!ボケ!!」
で、出てくんなや、睡魔!!!!ってか睡魔C関係ないやろ!!!??
睡魔C「特別出演ってやつですよ、もう。」
知らんわ!!『もう』って何だよ!?
・・・・・・。
だぁー。完全に起きてしまった〜。
ん?
なんだこれは?
ケシカス?・・・俺そんなに、っていうかこの授業消しゴム使ってないぞ?
まさか!
俺はヤッスーの席の方を見た。
ヤッスー、こんな感じ
:( ̄ー ̄)・・・なんかニヤニヤしてる・・・。
犯人は絶対アイツだな。
ケシカスに指紋ついてなけてもヤッスーが犯人だな。
あの野郎・・・。宣戦布告しやがったな・・・。
俺は無言で自分の消しゴムを千切った。(良い子は勿体無いので真似しないように!)
小さいカスが集まったところで戦争開始だ。
「・・・っ!」
俺は先生に見られないように、ケシカスをヤッスーに投げつけた。
「!!!」
見事にヒット!
うっわー。なんかめっちゃ苛々してる〜。
あ!投げてきやがった!
俺はなんか若干デかいカスを避けた。
・・・後ろに座っていたマツケンに当たってもうた・・・。
「なあ、千。投げてきたの誰?」
「ヤッスーだ。」
「分かった。」
「あっ。」
マツケンが・・・マツケンが!
ケシカス作ってる・・・。とうとうあの地味なマツケンも参加か・・・。
「とりゃっ!」
先生にきづかれないようにマツケンがヤッスーに向かってケシカスを投げる。
「バハマっ!」
ケシカスはヤッスーの隣で眠っていたユウ君に当たり、その違和感でユウ君が起きて、変な声を上げたと。
ってか先生気付けよ。
「あんだ?俺の安眠を邪魔してくれるとは、いい度胸してんじゃねーか。」
なんかいつも以上にキレてますね、ユウ君。
「おい、ボンバー。起きろ。戦争だ。」
なに、その斬新な人の起こし方!?初めてみたよ!?
「ん〜。頭斬るぞ〜。マリーアントワネットみたいにチョッキーン!ムニャ。」
寝言怖〜!!なんだよ、頭斬るって!チョッキーンって!
「おい、起きろでゴンス。戦でヤンス。」
ゴンスとヤンス、かぶってねーぞ?
「ムニャ〜。死んじゃえぇ〜。ゾンビより孤独にミイラより臭くなって死んじゃえぇ・・・。この世の終わりじゃあ!キェェェエ!」
しょええええ!またなんか変なこと言ってる!コッワー!
「はよ起きろ、ボケ。」
あ、投げやりになった・・・。
「あ、睡魔Cにやられた!おはよ、ユウ君。」
睡魔C・・・ユウ君についてたのか・・・。え!?
「そうか、そんなことがあったのか、ユウ君。俺も助太刀しよう。ヤッスー、アイツらを潰すぞ!」
「おぉ!ケシカスで白くしてやんよ!」
ケシカスで白く!?どんだけ投げるつもりなんだよ!?
「ほら、行くぞ!」
あ、投げてきやがった!結構大きい!
いて!いてーぞなかなか!
あ。
「これを喰らえ、千!」
ヤッスーが・・・。
テメ、それフル消しゴムじゃねーか。
「どりゃ!」
ヤッスーは、投げた。が、コントロールが狂い・・・。
俺の隣の三木に〜!!!
バコッ!
「キャ!な、何?」
頭に直撃。
「あ。」
ヤッスー、ボンバー、ユウ君。
ヤボユ三国軍事同盟ピンチ!
「アイツらなの?つっちゃん。」
三木、そのひきつった笑顔、恐ろしく怖いよ?マジで。ヤバいよ?
「ヤバい、クラス1可愛いけどクラス1女子の中で強い三木が若干怒ってる!」
「あれは若干じゃない!老干だ!」
「ヤッスー、馬鹿だろお前。」
「俺はアポロじゃねぇ!」
「はい?」
「あ、ヤバい!三木が投げようとしてる!」
「み、身を守れ!」
ヤボユ三国軍事同盟が三木を警戒する。
「まず、ケシカス、ケシカス、ケシカス、カス、カス、ゴミ、鉄屑・・・。」
「ちょ、ちょっと待て三木!最後お前、鉄屑言うたやろ!?」
「いえ、核って。」
「うぉい!そっちの方が酷いだろ!」
「つっちゃん、ちょっと静かにして!先生にバレるちゃうよ!」
「いや、でも鉄屑・・・。」
あっ。三木!
もう遅い・・・。
鉄屑が飛んでった。
「あー。鉄屑が〜。」
ビシッ!バシッ!
「ぐはぁ!」
「ゲベロンパ!」
「ブホァ!」
今なんか変な声聞こえたぞ!?
「誰だ、授業中にゲベロンパって叫んだ奴は!?」
あ、先生も聞いてた・・・。
そして、その後も決死の攻防戦が続き、無事、千・三木・マ三国協商同盟が勝利した。
また、次回もよろしくです!