その肆! 斉藤君がボンバーな訳。
はい、謎があかされます!
更に、下ネタもあります・・・
すみません。
・・・もしかして、皆、気になっているのか!?
そりゃ、そうだろうな。
ボンバー斉藤って・・・。
実際どうよ!?さすがにボンバーって呼ばれてる奴はいないんじゃないかな〜?
知りたい?なんでボンバーなのか。知りたい!?
まあ、教えよう。
斉藤宏太郎君と初めて会ったのは小学生3年生の時。
斉藤君と同じクラスになり、よく遊んでいた。そしてまあ、当たり前のように仲良くなり、互いをよく知り合うようになった。
他の友達とそこらへんは変わらないわな。そりゃあ。
中学になった。
そう、思春期が始まり、男の子が成人に近づき、若干エロくなる時期だ。
まあこの話、あまりエロ関係無いけど・・・
皆、好きでしょ?そういうの。
まあ、同じクラスになった中2。
普通に日常を楽しんでいた、保川君、斉藤君、俺。
「おーい、千!(はい、この頃からです。)なんか面白いことしようぜ!」
「面白いことって?」
「いや、なんかさ。・・・スカート巡り・・・じゃなくて捲りとか?」
いや、どっちも変わらなく変態的な行為だから。辞めよう?
「そうだな〜。さすがにスカート捲りはヤバいけどな。」
いや、そりゃそうだろ!
「とにかく、何かないか〜?」
「あ、おい、保川、見ろ!中3の女子だぜ!」
保川君は、目にも止まらぬ速さでそっちを向いた。
おい、お前。なんなんだ?
「は、はーん・・・スカート短けー・・・」
は、はーんって・・・お前それただの変態親父だぞ!?
「保川、お前その反応はヤバいぞ?」
だよね、ヤバいよね。
とその時!
「きゃ!」
中3女子が、何故かつまずき、転びかけた!
保川君はそれを見逃さなかった。
「・・・・・・見える!見えるぞ!」
「「お前、死ねゃ。いますぐ死ね。ゴートゥーヘル(地獄に落ちろ)!!」」
「はぁー。・・・神様ありがとうー・・・僕もう、死んでもいいや〜。あははーん。うふふ〜。」
「こいつ、ぶっこわれたぞ、斉藤。」
「修理に出すか!?」
「ヤバい、ちょっと下の方が・・・」
「それ以上言ったらぶっ殺すよ?マジで。健全じゃないし。」
はい、すみません。下ネタです・・・
その日、保川君は授業に集中することはなかった。
だから、理科の授業。
「はははーん・・・うふふ・・・」
はい、この時点で保川君、ただの変態ですね。
「おい、保川。幸せそうだな。なんか良いことでもあったか?」
先生が保川君を指す。先生!今はダメだって。
「この問題、解いてみろ。」
黒板には、pn2と書いてあった。
ああ!尚更ダメだから!
「え?パンツ?」
それを言ったあとに、保川君は目を覚ましました。
いや、寝てた訳じゃないけどな。
クラスは・・・シラケた。
ってか女子の目が半端なく怖かったのを覚えてる。
「え、ちょ、保川マジキモイ・・・」
「か、カッコイイのに・・どうしたの、いきなりー・・・」
女子はまずいくらい退いてた・・・
「あ゛!いや、その・・・。」
「保川、お前、顔洗ってこい。」
「は、はいぃ・・。」
はい。復讐タイムですね。
この理科の教師、やっちゃいましょう。
「保川。お前も悪いぞ?」
「うるせー。あの野郎のせいで俺の人気はガタ落ちだ。ぶっころ・・・ばしてやる」
そこ、妥協する必要ある!?
「あいつは理科だからな。理科でぶつけるか。幸い、次の授業、実験で理科室使うもんな!」
俺は提案した。
「よし、そうしよう。」
「あ、おい、保川!中3女子だ!しかもダイナマイトボディ!」
「ホワッツ!?レットミーシー!」
何故英語!?ホワーイイングリッシュ!?
「あー・・・ヤバい。」
確かにダイナマイトボディだった。
「ってそんなことしてる場合じゃねーよ!」
「いや、もう俺、復讐しないでいいよ。」
「貴様ぁー!!」
「あら、保川君よ。どうしたの。」
まさかの中3女子がこっちに向かって来る始末!
「あ、はい、いや、その、まあ、なんてゆーか、は、はぁー。」
保川、てめーどんだけ動揺してんだよ!?
「いつも綺麗、ですね。」
お、お世辞かよ!まあ、ホントのことだけどな。
「ありがとう!あ、じゃね!保川君!」
行ってしまった。
ミカエルが・・・。
「もう、復讐、止めようか・・・アハハ。」
この瞬間、皆ぶっこわれました。
でも復讐を止める訳にはいきません。
理科の実験の前日、俺達は必死で反応の勉強しました。
そして、次の日。
「イッツ、復讐ターイム。」
何?英語流行ってんの?
「ベラモッツァ、ラスペニャアータース!」
・・・スルーしましょう。
さあ、時間がきました。実験です。
一応この時の学習内容は、硫黄と鉄の化合。火、使います。
「オーイェス!フレイムオン!」
斉藤、てめーまで。しかもファン○スティック4じゃねーかよ!
「よし、昨日の作成通りやるぞ。」
「「アイアイサー!」」
まず、俺が先生を呼ぶ。
「せぇーんせぇー!アイドンノーハウトゥドゥー!」・・・うけねらいだよ、うけねらい。
「ちっ、どうした、努。」この先生、俺だけ努って呼ぶんだよなー。しかも今舌打ちしたし。なんで?
「いやー。硫黄が鉄とハウアーユーしてハウドゥユードゥーなんですよー。」
「意味が分からん。スピークジャパニーズ!」
先生、意外とノリ良かったです、この時。
「いや、だからその・・・」と、俺は先生をストールさせる。まあ、ようするに、時間を稼いでるんだな。
「努、分かったぞ!ここ、こうするんだ!」
「おお、そうか。先生、ありがとうございます。解決しました。」
先生はまた小さく舌打ちして、教卓に戻った。まあ舌打ちは決して怒ってる訳じゃないけど。
「おい、ちゃんと仕掛けたか?」
「ああ、千。バッチリだぜ!」
斉藤君は、手先が器用で、助かります。
「さあ、イッツショータイムだな。」
まず、先生のケツに硫黄と鉄粉の混合物を仕掛けます。
まあ、衣類に付けるだけですけど。
そして、火を着けます。
先生に。危ないから良い子は真似しないように!
反応は、熱が発生するので、追加の加熱は必要ありません。
そして最後に、先生が通りかかったとこで。
ガス栓を開き、その先のチューブを先生のケツに向けます。
すると・・・
ボンバー!!!
斉藤君がチューブを持ってました。
「パウ!!」
面白い声を上げて、先生は倒れます。
「あ、先生!すみません!ガス栓が暴走しました・・・」
さらに、おまけに先生のケツは、一日中腐った卵の臭いがするのであった。
そして、この日から、斉藤君はボンバー斉藤になったのだ。(保川君いわく。)
めでたしめでたし。
どうだったでしょう?
楽しめましたでしょうか?
でも、危険ですからくれぐれも真似しないで下さいね!