儀式の間~そこはまるで、聖域のようだった~
皆さんこんにちは!
今日は、まだ職業解放ではないです。しかし、次は職業解放なのでおたのしみに!
「皆様、私と騎士達について来てください。これから、儀式の間へ行きます。くれぐれも、離れないように。城の中は広いので、離れると私達がどこにいるのかが、わからなくなるので」
とリサ姫が言いながら、この部屋の出口へと向かって行く。そこには、巨大な扉があった。3メートルぐらいだろうか?とにかく大きな扉だ。騎士が二人係で押さないと、開かない、重さだ。前の世界では、なかなか見ることのできない扉だ。
城の廊下は、天井がとにかく高い。ほぼ真上を向かないと見えないくらい高い。壁の装飾もとても豪華で、クラスの奴らの目を奪っていった。
そして、十分程でたどり着いた儀式の間は、他の場所と雰囲気が一変して変わっていた。今までのところは、装飾がとても豪華にされていたが、ここは、装飾がされていない。それでも、白で統一された、扉と壁や天井は、まるで聖域のようだった。
「皆さん、ここが儀式の間です。別名、聖域と呼ばれています。ここでは、さまざまな儀式が行われます。特に国にとって大事な儀式を執り行います。王の即位などですね。ここで職業解放できるのは、名誉のあることなんです」
ここを使うことで、フェルトマス王国は、あなた達の事を大事に思ってるよ、だから代わりに頑張ってと、遠回りに言っているのだ。
リサ姫が銀色に光るプレートを持ちながら話し始める。
「これから、職業解放を行います。私が持っているこのプレートを見てください。これは、ステータスプレートです。ここには、自分の職業と自分の能力が表示されます。まだ表示されていませんが、自分の血液をプレートに垂らすと表示されます」
ここまでリサ姫が言うと、クラスの奴らは、「ウォ---!」と叫んでいた。(主に男子)
今までこういうのに憧れていたのだろう。中二病め!こういうときに騒ぎやがって。
そんなことを言っている影山慧も十分中二病なんだけどね!手が歓喜で震えてるしね!
(by 作者)
「それでは、一列に並んでください。一人ずつ職業解放を行います」
そこからは、早かった。みんな一列に並び順番を待つようになった。俺ちは、後ろの方に並んでいるからしばらく待つことになるだろう。
職業解放......楽しみだ!
今回は少し少なめです。次回はいよいよ、影山の職業解放です!やったね!
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