二十一日目
今日は午前から、得意ではない、リスニング。昨日は、好きな洋楽を訳して、ジャンの英語版1巻を聴いた。
「さあ、始めます」
Rainbow先生が、ラジカセのスイッチを押す。
リスニングが始まった。
私は集中する。
内容は、何が趣味かについて。
ジルが盆栽が好きだと言っていて、盆栽の魅力を述べていた。対するノアは、食べる事が趣味だと言い、寿司の事を語っていた。レット先生が感想を言って終わりだ。
「No.1 What is bonsai?」
これは、答えられる。
“It is a small tree or plant in a pot.”
私は答えを書く。
「No.2 When did Noha like sushi?」
“The time he first came the restaurant in Japan.”
これで合っているのだろうか。
質問は続く。
「No.3 Doesn't Ret like sushi, does he?」
この問題は分かる。
"Yes.He likes sushi."
しばらくの質問の後、リスニングが終わった。
「あー、疲れた」
私は、机に横になる。
「あれ、蓮華」
話しかけたのは、洋だった。
「今日のリスニング、簡単だったね。私、100点取れそう」
「そう?私、80点くらいかな」
顔を上げて、答える。
「次、パソコンなんだ。蓮華は?」
「私も。一緒に行こう」
二人で技術室に行く。
技術室には、もう皆集まっていた。
「蓮華、洋!」
奈緒が手招きしている。隣には菫と百合子が奈緒を挟むようにしていた。
私は誘わられるがままに奈緒の元へ行く。洋も後ろからついていく。
「おはよ」
私は挨拶する。
「おはよう」
奈緒に続いて、菫と百合子も挨拶する。
奈緒の前の席が空いているので、そこに座る私。その隣も空いているので、座る洋。
その時、森林梨里先生が来た。眼鏡がよく似合っている。
先生は、テストを前の人に渡した。順々に紙が届いていく。内容は、エクセルを使ってテストの点数が高い順に並べる、と言う物だった。
やったけど、どうやったんだっけ。
先生が始め、と言った後も、パソコンとにらめっこする私。
「終わり」
一時間なんてあっという間で、出来ないまま終わってしまった。それでも、クラスと名前をつけて保存した。
先生は、プリントを回収せずに帰って行った。
「出来た、奈緒?」
私は尋ねてみる。
「うん、完璧。蓮華は?」
「悲惨。完成出来なかった」
私がしょぼんとする。
「まあまあ、次のテストがあるじゃない。出席はしてるから、可は取れるよ」
と百合子がフォローした。




