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第4話 解決(?)

―――ピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピ


 何時もの時間、何時ものベットで俺は、目覚める。

 夢の言葉に違和感を持ちつつも、準備を終え、学校へ向かう。



 テストの開始、用紙を見る。


(あれ?これどっかで見たような...)


 俗に言う、デジャブと言う物だが、それにしては、妙に鮮明過ぎる。

 まるで、|前にこのテストをやった《・・・・・・・・・・・・》かの様に。


 答えを書き、最後のテストを終え、学活をして、家へと向かう。

 何時もと同じ帰り道、何時もと同じ様に、緋色と、遥斗と一緒に帰る。


(あれ?何か違く無いか?)


「どうした、切人ー?大丈夫かー?」


 遥斗が声を掛けてくる。そこで、切人の思考は一旦止まる。


「あぁ、ごめん、考え事をしててさ」

「ん?そうか、で、お前が好きなアニメって何?」

「ん、俺はあの、竜の玉を七個集めるアニメかなぁ、で、お前らは?」


 緋色と遥斗に切人が質問仕返す。先に答えたのは緋色だ。


「俺か...あの、結構昔にやってた、自分が好きだった部分の事しか覚えて無いアニメの事でも良いか?」

「あぁ、大丈夫だ、遥斗も良いよな?」

「おう、態々制限掛ける必要もねぇしな」

「そうか、じゃあそうするな。まぁ名前は覚えてないから、そこしか答えられないんだが。えぇっと、俺が覚えてる部分は、魔法が失敗して過去に戻り、それに気付かずにずっと無限ループするっていう場面なんだよね。何か知らないけど、ずっと頭に印象が残ってるんだよ、あそこ」


 ん?何か引っ掛かるな...魔法が失敗(・・・・・)して過去に戻る(・・・・・・・)...?、駄目だ、分からん...まぁ良いか、後で後で


「そうか、じゃあ次遥斗な」

「ん、じゃあ俺の好きだったアニメは、過去に戻る度に、周りの何処かが変わっていくっていうアニメが好きだな。何だが凄い親近感を感じるんだよ、何故か知らんが」

「ふーん」


 てか、こいつらこんな趣味だったっけ?前はもう少しバトル系のアニメが、好きだったと思うんだがなぁ...


「お前らって趣味変わった?」

「あぁ、昨日辺りから何かハマっちゃったんだよね」

「あぁ、分かる、俺も何だよね」

「へぇー」


 ん、...ん?緋色の発言と矛盾してないか?

 あいつは最初、昔からって言ってたが、ついさっきは、昨日からって...え?


「緋色お前、昔からなのか昨日なのかハッキリしろよぉ~ハハハ」

「ん?」

「は?」


 え?


「いや、何の話してんのお前?今さっきまでテストの、結果について話してただろ?」


 え?考え事はしてたけどそんな時間経ってたかなぁ...


「あぁ、そうだったな、ごめん、結構考え事してたみたいだ」

「そうか?キチンと話ぐらいは聞いてくれる嬉しいんだが」

「ごめんごめん」


 探索欄(ガイドメニュー)を起動し、会話の履歴をかくに...ん...は?


 何で今日をこんなに繰り返してるんだ?






 あ


 思い出した。


 そうだ、瞬間移動の詠唱短縮に、失敗して変な魔法が発動しちゃったのか。何でそれで過去に戻るんだよ...

 ......ん、どうしようかな、凛さんを助ける事も出来るんだけど、必要あるかなぁ...

 まぁ、助けとくか。


 探索欄の、会話履歴の、名前:近藤凛 をタッチして、現在所在地を調べておく。


「切人ー?」

「あぁ、俺は、結構いい線言ってると思うよ」

「本当かー?」

「おう」

「そうか......あ、俺達はこっちな、じゃあな」

「ん、バーイ」

「「じゃあな」」


 そのまま誰にも見られ無い場所に移動し、所在地を確認する。ん、ん?え?これって...俺んちの近くのマンションじゃねぇか!?マジか...こんな近くに住んでいるのか...


 さて、どう助けるか...あ、確か魔法に良いのがあるんだった。確か『対象を害意から1日助け出す』って魔法だったっけかな。

 家に着いてから詠唱しとこう、なるべく速く帰ろうっと。



 家に無事帰れた。


 そのまま部屋に向かい、詠唱をする。


「『→↓↑→↓→↓→↑↑↑↑→↓→↓→↓↓↓↑→→→↓↓←←←←↑→↑↓↑→↑←↓→→↑→←↑←→↑↓↑→↓↑→↑』」

「『自然の魔力達よ、彼女(近藤凛)を害せし者達から守りたまえ』」


 よし、取り敢えずこれで何とかなったな。








 この時の切人は知らない、対象を害意から守る時の演出が、『詠唱をした人の幻影が唐突に現れ、害意の権化を遠くに飛ばす』という演出だったことを。


無理矢理過ぎましたかね?

一応理由は決めているので、どうかご勘弁を...

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