日常その7
枯葉の誤解の始まり
今日も今日で痛い日だ
最近はもう意識を手放すだけで次に目覚めるのが私の部屋っていう状況にできるから楽だ
でも悪い事もあって、目覚めた後の身体の痛みが酷い
最近だとお腹だけじゃなくて、胸とか脇とか横っ腹とかも痛い
ズンズンする痛みというか、とにかく痛い。あと青くなっててちょっと気味が悪い
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そういえば保険の先生が毎日保健室に来るようにって言ってたな
そう思って保健室の扉を開けて、先生と話す
「失礼します」
「いらっしゃい枯葉ちゃん」
先生とお話をする
授業はどうだとか、そんなどうでもいい話を最初にしてた
「ちょっと...身体を見せてもらっていいかしら?」
そう先生は聞いてきた
ママとパパが誰にも見せるなというから見せないと言った
「そう...分かったわ、ありがとう」
「そうだ、今日はココアっていうのを用意したのよ、飲んでみて」
そういいココアという物を渡される
ココアという物はコップの中に入っているこの黒っぽい液体の事だろうか?
ドロっとしていて、痛い時のあれを思い出す
けど甘い匂いがしたから、飲んでみた
「.......」
「どうかしら?」
口の中に甘さが広がってとっても美味しかった
今まで食べた物。飲んできた物の中で一番好きかもしれない
飲んでいると落ち着いてきて、柔らかいもふもふの毛布にくるまったような
心地いい感覚がしてきて、うとうとしだす
「寝ていいのよ」
先生はそういい、それを合図に意識が落ちた
終わらない