なろうで一話あたり100PVを見た目だけで取る方法
[注意] 一話あたりが100PV以下の作家向けです
出来る限り気を付けていますが文章に誤字や基本的なミスがある場合があります。そういった場合はコメントで指摘していただけるとありがたいです。該当箇所を修正いたします。
なんかこのエッセイが一番伸びてしまいました。PV1000取る方法とか書いた方がPV取れる説ありますね。もっともそれじゃストーリーはないですが…><
まず、このような効率厨まがいの考察をすることになった理由を少し話します。
それは一言でいうと作品を評価してもらいたくても見る人が少なければ評価はしてもらいにくいからです。
見る人が少ない作品、つまり私のように一話あたりのPV数が100にも満たない作品は、作品が評価されるされない以前の話としてそもそも作品を見て貰えないので非常に評価が貰いにくいというわけですね。
作品を見てもらえれば、作品がつまらない故批判されることもあるでしょうし、逆に作品が面白ければブックマークなどの形で評価もされるでしょう。
しかし、そもそも作品を見て貰えないのではそんな現象すら起こり得ません。
つまり、底辺作家はブクマだとか総合評価だとかコメントが酷いだとか、そういう内容に関する評価の話以前の問題として、そういった評価を受ける土俵にすら立てていないわけですね。
実際トップレベルの作家たちでもブクマ数はPVの200/1とかそんなもんですからまずPV数を上げないことには評価なんてものは存在しません。
で、話を戻すと評価を貰いたい場合には内容の精度を上げる以前にまず良いタイトルと良い粗筋を生み出してPV数をあげて作品を多くの人に見てもらう必要があるわけです。
ではどのくらいのPV数が良いのかという点ですが、最終的なPV数は一日で1000を目指します。これは一話目でランキング入りするような英雄たちの基本ステータスです。覚えておきましょう。
そしてまず良い粗筋と良いタイトルとは何か、を分析するために簡単な実験をしました。
内容は8つのつまらない内容(版権フリーの文学作品)の作品をタイトルとあらすじ、文字数やタグなど
あらゆる見た目の要素を変えて投稿してみる。というものです。
ちなみにこの小説タイトルの"見た目だけで"というのはここからきています。
またジャンルなど、ある程度傾向が固まっている要素は常に変えずに投稿しました。
まず結果からいうと、最終的には、つまり8つ目の時点では
一つ目では一日かけて一話あたり20~50程度だったのが100PV程度まで上がりました(Twitterでの告知広告などの行為は一切していません)
ただこれは前述した一話目で1000PVを経てランキング入りするような英雄たちのPV数には程遠いですし、平均と比べてそこまで多いという程でもないです。
残念…やはり凡人にはこれが限界か……
やり方を変えて何度も投稿をしたわけですが、その中でも特に効果があったものと逆にPV数に負の効果があったものを計3つ紹介します
①[人気の展開や設定、タグをランキング作品の内容或いはなろう裏情報の良く検索されているキーワードから抽出し、それをタイトルとあらすじに反映させる]
よく言われるやり方ですね。拙著「英雄学校の落ちこぼれ ~世界一の天才賢者が禁断の最強魔術で転生したら 」がそうですがそれ以前の作品と比べ倍以上の差が見られました。
それ以前の作品は一話あたり50PV程度だったのですが前述の作品に関しては一話あたり90近いPVを記録しました。これは間違いなく効果があると思います。
なお実際に作品で使用したキーワードやタグは説明しませんしここで出すこともしません。
というのもこういったものは非常に流動的で、これを見ている方がそれをまねしてもその時にはすでに人気がなくなっている可能性が高いからです。
1年前に流行った絵柄が今でも流行るでしょうか?ということですね。
読み手の嗜好というものは常に変化するものであり、それらを一々取り上げてもそんなものは直ぐに風化し、少なくともPVを取るためのキーワードとしては全く無意味になりますから。
②[人気の展開や設定、タグは殆どそのままにしてそれらの一部のみ変更する]
これは同じ俺TUEEE系などでも他作品との差別化を図ることで競争率を下げる案です。
つまり作品の絶対数が少ないジャンルであればあるほど、読み手は読んでくれる可能性が高まるんですね。なぜなら作品の数が少ないから。
実際これは効果があったようで拙著「最強ドラゴンに転生したから魔王焼くわ ~奴隷は復讐のためドラゴンに転生する」は一話あたりのPVが130程を記録しています。
これは、さえない主人公が無敵のキャラに転生するという俺TUEEE系のテンプレ展開はそのままに、転生先と元の転生前のキャラを変えたという感じですね。
ですから俺TUEEE系が好きで尚且つドラゴンも好き!という読み手が読んでくれるということになります。
只の俺TUEEE系と例作が並んでいた場合、ドラゴン嗜好の読み手であれば後者を選ぶに決まっていますから。
例ではキャラの種族を変えましたが、性格や体格、年齢でもいいと思います。特に巨乳や、おっさん、ツンデレなどといったもので差別化を図ることに成功した例も多いです。
また珍しい例では文の感じを変えて差別化に成功した例もあります。
具体的なタイトルは出しませんが「吉良義影は静かに暮らしたい」に似たタイトルのアレです。ハイファンタジーのランキングを見ればすぐわかります(執筆時時点)
また一日で1000PVとか取っちゃう英雄たちも基本はこのやり方のようです。うまく差別化に成功すれば1日で1000PVを取ることも可能かと思われます(やり方はしりません。多分運が絡みます)
ただし1000PVくらいのレベルともなれば変更する設定、展開などもメジャーなものにする必要があると思います。
オーソドックスなものとしては性癖とかでしょうか?「俺はレイプスキルを授かった最強勇者☆ ~どんな強敵(美女)もレイプで一発☆洗脳」とかでしょうか。
俺TUEEE系が好きで尚且つレイプ&洗脳が好きな人なら、只の俺TUEEE系よりも間違いなく食いついてくれるでしょう(実際は単語が不快なのであまり伸びないかもしれません。あくまで例です)
どんな設定、展開、年齢、にすればPV数が1000も行くのか。それはわかりませんが変更する際はなるべくメジャーで人気のあるものを選ぶべきだと思われます。
ただしメジャーすぎても差別化に失敗し埋もれてしまうという可能性もあるのでそこは難しい所かと思われます。
なお、取敢えず差別化を図って読み手の目を引こうと安易なことを考えて、あまりに意味不明の変更を加えると③に抵触してしまいPV数がひどいことになるということも考えられます(③にて実際に出されている例がそれですね)
ここからはちょっとした仮説。近々実験します。
作品の差別化を図る際、元の設定などを何もメジャーで人気な設定や展開に変更する必要はないのではないか…という説です。
②で、なるべくメジャーで人気のある設定や展開で差別化を図った方が、より多くの読み手が食いつく(その設定らが好きな読み手がそれらがない同ジャンルの作品よりも優先して閲覧するから)と書きましたが、
実は1000PVに行くような作品に対して読み手は他作品よりも設定が好きだから等ということを考えて優先して閲覧しているわけではなく(考えてはいるでしょうがそこまで大きい比率ではなく)ただ、他と比べて目立つからという理由だけで優先して閲覧しているのではないでしょうか。
根拠は、文の感じだけを変えて差別化を図ることに成功した作家が多数存在することです。文の感じに好みも何もあるでしょうか?勿論韻を踏むとかはあるでしょうが、それなら私が以前投稿した作品もある程度韻を踏んでいます。
つまりただ、違いがあるから優先してみるというわけですね。別に他と比べて設定等が好きだからというわけではないのです。
理屈に関してちょっと上手くまとめられません。
③[読み手に予測を促す情報を入れる]
これはできるとPVが上がるというものではなく、できないとPVがひどいことになるという類のものです。
例は拙著「自分の子供をホルマリン漬けにする親達 ~俺が勇者として転生した異世界は余りに異常だ」なのですが、
これは読み手に予測を促す情報が入っていないせいで一話あたり25PVという酷すぎる値になってしまっているんですね。本当のところは斬新さでPVを取ろうとしたのですが、斬新さを追い求めるあまり予測を促す情報を入れ忘れたというわけです。
で、読み手に予測を促す情報とは何かといえば、読み手が作品の先を予測できるようにする情報と定義します。例えば拙著「最強ドラゴンに転生したから魔王焼くわ ~奴隷は復讐のためドラゴンに転生する」は一目見ただけで、最強ドラゴンが魔王を倒す展開なんだなと言うことが分かります。読み手はその展開に魅力を感じるから作品を見るわけです。
しかし「自分の子供をホルマリン漬けにする親達 ~俺が勇者として転生した異世界は余りに異常だ」はどうでしょうか。自分の子供をホルマリン漬けにする親という情報からいったいどんな展開が予測できるでしょうか。なにも予測できません。ですから読み手は作品を手に取ろうとしないわけです。どんな作品か分からないわけですから。
読んでくれる可能性があるとしたら、なぜホルマリン漬けにするの?って点なのでしょうがどうやらその点は無視されたようです。
これも同様の理由でホルマリン漬けにする理由にさっぱり見当がつかないからです。やるなら、「自分の子供をホルマリン漬けにする親達 ~俺が勇者として転生した異世界の住民はみな恐怖に怯えている」といったところでしょう。
これなら子供をホルマリン漬けにしている理由が、子供の親が何かに恐怖しているから、で勇者の主人公はそれを解決するのかな…?という風に若干ですが見当が付きます。
もっともこれでは、俺TUEEE系というよりはミステリー?になってしまう故①の案とは若干相反してしまいますが(つまりホルマリン漬けというキーワードで俺TUEEE系というのがかなり無理があったってことです)
まとめると読み手が先の展開を予測できないようなタイトルないしあらすじは致命的にダメということですね
まとめ
ネットで調べればすぐ出るようなことを分かりにくくまとめただけのようになってしまいましたが。。。
とりあえず自分の考えがまとまったので良しとします