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恋愛短編シリーズ『恋心』

これが恋だというのなら

作者: 恒石涼平


 カラフルなベッドカバーの上で寝転び、耳から伝わる男にしては高めの声に集中する。一問一句聞き逃さないように。彼の好きなもの、今日あった出来事、他愛もない世間話。どれも頭の中に刻み込んで、彼にもっと好きになってもらうんだ。


「うん、また明日ね。おやすみなさい」


 たったの三十分を示す通話履歴を見つめた後、私はスマートフォンを机に置いた。本当はもっと話していたい。でも、そんな我が儘を言って嫌われたくない。そんな葛藤を胸に押し込んで、私は目を瞑った。


「これが恋、なのかな?」




 あれは一ヶ月前の話だ。昼休みにトイレから帰ってきた私、金原泉美(いずみ)の机の中に、一通の手紙が入っていた。これが不幸の手紙か、と思って中を見てみると、そこには綺麗な字が並んでいた。


『今日の放課後、体育館の裏に来てください。伝えたいことがあります。』


 その文字を目で追った私は、途端に顔が熱くなるのを感じた。間違いない、これはラブレターだ。遂に私にも春が訪れるのか。高校二年になって一度も付き合ったことがない私に、彼氏が出来るかもしれない。直ぐ様、周りに見られないように手紙を机の上に入れ直した私は、いつもは気にもしない髪をいじりながら、放課後を待ち望んだ。


 体育館の裏。人気のない場所でありながらも実は体育教官室に近いこの場所は、告白スポットとして学校では有名である。人目を気にしながら、さながらスパイのように物陰に身を隠しつつその場所へと向かう。そしてそこに立っていたのは、同学年でも人気のある、隣のクラスの新池(にいけ)くんだった。


「来てくれたんだ。よかった」


 彼は私を見て、和かに笑いながらそう言った。とりあえず私の勘違いとかではないらしい。一息吸った後、私も声を掛ける。


「あの、新池くんが私に手紙を?」


「名前知ってくれてるんだ、嬉しいな。うん、そうだよ」


「つ、伝えたいこと、とはなんでしょうか?」


 言った後に、これじゃ堅すぎるぞ!と思うものの、全ては後の祭りである。背中を冷や汗が伝うのを感じながら、彼の返事を待った。


「驚かないで欲しいんだけど。俺、金原さんのことが好きなんだ。ずっと気になってて、よかったら俺と付き合ってくれませんか!」


 昼休みから時間を掛けて冷ました顔が、また熱くなっていくのが分かる。確かに新池くんのことは、こんなかっこいい人と付き合えたらいいな、とは思ってたけど。実際に付き合ってくださいなんて言われると思考が全く働かない。ああ、とりあえず返事を。返事をしないと。


「あ、よ、喜んで!」


 自分が思っていたよりも大きな声で出たその言葉。どこか達観した私の頭が、あぁまた後の祭りだ。と呟いた。




 その日からガラリと変わった日常。家の場所が真逆だから一緒に登校とかは出来ないけど、一緒に机を突き合わせてお弁当を食べたり、休み時間には隣のクラスにお邪魔して新池くんのグループに混ざったり。一人で食べて、休み時間には文庫本を読んでいた日常とは打って変わって、人との触れ合いが広がっていく。空気を読んだり、フォローしたり、人付き合いが大変な部分も多いけど、意外と楽しんでいる自分がいることに驚いている。新池くんと付き合ってから、自分のクラス内でも話す人が増えた。もう大半の人とも馴染めたんじゃないだろうか。まぁ、逆にこれまでの自分と同類の人とは疎遠になってしまったんだけど。機会があればまた委員長の増永さんと文庫談義をしたい所ではある。


 この新しい日常にも、不満はある。二人きりの時間が殆ど無いのだ。学校では基本グループでいるし、月に一、二回だけショッピングや食事などのデートに行けるくらい。しかも彼はそれで不満が無さそうなのだから、こちらも強くは言えない。どうにか二人きりになれないか画策しているのだけど、未だに戦績は全敗だ。なんだか、寂しかった。それでも嫌われたくない私には、強く出ることはできなかった。


 そんなある日のこと、休み時間に授業の準備をしていた私の視界に、分厚い本が置かれた。顔を上げてみると、そこには図書館仲間の永井くんが。図書館仲間というのは、私が心の中で勝手に永井くんに付けている通り名で、私がよく行く図書館で二回に一回は出会うからそう名付けた。黒ぶち眼鏡にボサッとした黒髪の永井くんを見ると、キリっとした目とこれでもかとワックスをつけている新池くんとは真逆なんだなぁと思った。


「これ、前貸してくれてた本」


「あ、ありがとう。面白かったでしょ?」


「うん。主人公とヒロインの絡み方が面白いね」


「でしょでしょ!主人公の性格がこれまたいいんだよねぇ」


「……」


「ん?どうしたの永井くん。私の顔に何か付いてる?」


「いや、やっと笑ったなって」


「え?」


「嘘笑い、しない方がいいよ」


 そう言って永井くんは自分の席を戻っていく。別れ際の言葉が私の胸に突き刺さるように、心の領域を埋めていく。それでも私はそんなわけない、ちゃんと笑ってる、そう思い込むことにした。今は、新池くんが一番だから。




「泉美ちゃん、どうしたの?」


 今日は待ちに待ったデートの日。新しい服を着て、気合いを入れたはずだった。でも、何処かで永井くんの言葉がズキズキと心を蝕んでいく。そんなのだからこうやって新池くんの前なのに上の空になってしまうんだ。


「ごめんね、ちょっと考え事してた」


「そっか、じゃあ話の続きなんだけど……」


 私の心に出来た膿は、次第に私を不安にさせていく。ちゃんと笑えているだろうか。結局、デートの終わりまで私は集中できず、彼と別れてから数分後にハッと気付いた。こんな調子じゃ愛想を尽かされてしまうかも、楽しんでもらえなかったかも。急いで彼が歩いて行った方向へと走り出す。元々読書ばかりしていた体だ、息も途切れ途切れになりながら曲がり角を抜けると、新池くんの後ろ姿を発見した。見つけられたことにホッとして、声を掛けようとした私にその事実は酷くのしかかった。


 私なんかじゃ比にならないような可愛い女の人。顔や特徴が似ていればまだ血縁者だと思うこともできたが、明らかにその気配はない。そしてその人に駆け寄る新池くん。二人は出会い頭にハグをして、私がしたことのないキスをする。その光景を遠くから見つめる私。


 ほら、やっぱり。私なんかが新池くんと付き合えるわけないんだよ。私のことなんて遊びだったんだろう。馬鹿だな、私。自分に自信なんて持っちゃって、こんなやったこともないお洒落までしちゃって。あぁ、馬鹿だなぁ。


 滲む視界の中、仲の良さそうな二人は手を繋いで去っていく。もう我慢が出来なくて、二人とは真逆の方向に走り始めた。見知った道を抜け、今日二人で回った店を尻目に、頑張ってセットした髪が崩れるのも厭わずただ走る。


 家の近くまで来たものの体力が無くなり、電灯の側で私は蹲った。なんで私がこんな目に遭わなきゃいけないんだろう。あれだけ頑張ったのに、やったこともないことも頑張ったのに、人付き合いも我慢して頑張ったのに。


「ひ、どいよぉ、……かみさまぁ」


 一頻り泣いた後は、ただ茫然と家に帰った。両親はまだ仕事で帰っていなかったので、泣き顔を見られずに済んだ。お風呂に入った後、自室のベッドで倒れこむ。何もかもどうでもいい。寝てしまおう。私は嫌な夢から醒めようとするかの如く、意識を手放した。




 風邪を引いた。お風呂に入った後髪を乾かすこともせず、掛け布団もせずに寝てしまったためたった一夜で風邪を引いてしまった。来ないとは思うけど、新池くんが見舞いとか来たら嫌だなぁ。正直もう話したくもないし、顔だって見たくない。見れば見るほど、きっとこれまで踊らされてきた自分を思い出して恥ずかしくなる。厨二病でもないのに黒歴史を背負ってしまった。そんな気分だ。


 お昼御飯のお粥を食べさせてもらった後はいつの間にか眠っていたらしく、目を開けると日は傾き始めていた。ぼんやりと窓を見つめていると、階下から聞こえたインターホンにビクッと体が反応した。もしかして本当に新池くんが来たのだろうか。よし、寝ているフリをしよう。私は布団を顔まで被り、耳を澄ませた。


「泉美、起きてる?クラスの男の子がお見舞いに来てくれたわよ」


 クラスの男の子?あぁ、新池くんが見舞いに来た理由を適当にでっち上げたのだろう。まだ両親には秘密にしていたから。まあ、言っていないことが功を奏したかな。さぁ寝たフリ寝たフリ。


「えっと、そう、永井くん。永井くんが来てくれたわよ」


「起きてる!」


 顔まで被っていた布団を退かし、直ぐに返事をした。危ない危ない、新池くんだと思って永井くんに迷惑をかけるところだった。せっかく来てくれたんだし、話さないと悪いよね。後、今日の学校の様子も知りたいし。




「元気そうでよかった」


「ありがとう、永井くん。わざわざプリントも届けてくれて」


「うん、期限が短いから先生に頼まれたよ。実は家も近かったみたい」


「本当!?いつも図書館か学校でしか会わなかったから、気づかなかった」


「僕も。それで、体調は?」


「大分熱も下がってきたみたい。明日は厳しいかもしれないけど明後日、明々後日には行けると思うよ」


「そっか。……何かあった?」


「え?」


「だって、嘘笑いしてる」


 また。永井くんは何でもお見通しだなぁ。昨日のことを引きずってる私の心中さえも察してくれる。それとも私が顔に出やすいだけ?


「何でもないよ」


「何でもないことないよ、僕には言えないこと?」


「そうじゃ、ないけど」


「言った方が楽になるかもしれないよ」


「……でも」


「口は固い方だから」


「……」


「金原さん」


 そんな目で見つめないでほしい。永井くんがこんなに真剣になってくれるなんて思ってもみなかった。いつもは本の話くらいしかしなかったし、それも多く機会があったわけではない。体調の悪さもあってか、失恋した直後だからかは分からないけど、私はどうも人恋しいようだった。誰かにこの胸の気持ちを、伝えたい。君なら、きっと笑わずに聞いてくれる。


「分かった。聞いてて気分のいい話じゃないと思うけど、聞いてくれる?」


「うん」


「私ね、……失恋したの」




 それから私は、あの告白された日からの話を全て伝えた。時々相槌や質問をしてくれる永井くんのお陰もあってか、スムーズに話すことが出来た。それでも失恋した瞬間の話は、涙を流しながら話していた。まだ私の中では吹っ切れていないんだろう。そして全てを話し終えた私に、永井はこう言った。


「金原さんはどうしたいの?」


「私?」


「うん」


「私、は」


 何がしたい、なんて漠然的な問い掛けの答えを、私は持っているのだろうか。いや、持っている。私の中で一つだけ、燻っている小さな灯火がある。それは。




「準備出来た?」


 彼の問い掛けに、私は頷きで返す。今いる場所は学校の図書室。私たちの手元には新聞の束がある。


「いずみん、本当にやっちゃっていいのよねー?」


「完膚なきまでにやっちゃおう」


「りょーかい。それじゃあ皆もよろしくねー」


 今回の作戦は彼女と彼女の部員たちがいなければ進めることすらなかっただろう。総勢八名の新聞部と、二年生にしてその部長を務める我らがクラスの委員長の増永さん。いや、今や渾名で呼び合う身、彼女のことはマッスーと呼ぼう。彼女たちの力を借りて作った号外。私たちはこれを今から学校中に配るのだ。


「見ていろ新池。私を怒らせたことを後悔してもらう!」


「金原さん、キャラ崩壊してるよ」


「それじゃあ皆行くよー」


 新聞部の部室から皆が号外を手に出発する。彼女らを尻目に、私は新池くんのクラスへと歩き出す。一人では何かあったら大変だからと、永井くんも後ろをついて来てくれている。これ程に心強いことはない。




 私が永井くんに全てを打ち明けてから、私の日常に変化は無かった。永井くんとの計画を練るために、これまで通りである必要があったのだ。そのため吐き気が出るような新池くんとの交流もしてきた。我ながら頑張った。褒めてつかわす。


 その間に図書館でバッタリ出会ったマッスー委員長が私たちの仲を勘繰ってきたため、事情を説明すると号泣して協力を申し出てくれた。そして新聞部の部員も協力してくれることになり、全ての準備を終えて今日を迎えた。さぁ新池くん、これで私たちの関係を終わらせよう。




「新池くん」


 扉を開け、昼休みのお弁当を食べているグループへと乗り込み名前を呼ぶ。すると、何も知らない新池くんは私を見てははにかんだ。


「遅かったね泉美。何かあったの?」


「うん、一杯あったよ。一杯」


「一杯?」


 キョトンとしている新池くんに私はニヤリと笑い、手に持っていた号外を教室にばら撒いた。生徒たち号外を広げては、新池くんを見て驚いている。未だキョトンとしている新池くんへとグループのメンバーから情報が伝わる。


「ちょ、新池!これどういうことだよ!」


「うわぁ新池ってこんなやつだったんだ」


「四股とか、最悪じゃん」


 この状況にやっと気付いた新池くんは慌ててメンバーから号外を奪い取る。そこに書かれているのは、私と永井くん、そしてマッスー委員長と新聞部で調べ上げた新池くんの記事だ。驚いたことに此奴は四股もしていたらしい。あの日見た女の人も被害者なんだなぁと考えると少し思う気持ちもあるので、女の人にはモザイクを掛けている。


「こ、こんなの嘘に決まってんだろ!」


「いや、でもこの写真って新池くんじゃん」


「合成に決まってんだろうが!」


「いいえ、列記とした現場の写真です。新池くんは私以外にも三人の女性とお付き合いをしていました。そうですね?」


「だから違うって、泉美はこんなの信じないよな?」


「信じるも信じないも、これは私が作った記事ですよ?」


「え?」


「私とのデートの後に、新池くんを追い掛けてみればこんな可愛い女の人と手を繋いで、キスもして……全部見たんですよ」


 外野は完全にこっちの味方だ。新池くんのグループのメンバーも、私に同情的な目線を向けている。新池くんに視線を戻すと、射殺さんという目で私を睨みつけていた。


「泉美!い、一緒にいられる時間が少ないからってこんなことするなんて!俺は信じてたのに!」


「それはこっちの台詞です。分かりますか?自分の信じていた人に裏切られた気持ちが」


「ッ!このアマ!」


 怒鳴られた私の体は硬直して、小刻みに震えだす。新池くんは大きな足音を立てて私へと近付いてくる。あまりの剣幕で私は目を瞑ってしまった。きっと防衛本能だろう。一度裏切られたことが、私の中でトラウマになっている。だから本能的、私は新池くんが怖いのだ。その表情から、仕草から、何もかもから本心が見えないから。あれだけ好きだったはずなのに。


「そこまでにしてくれる?」


 目を開けると、そこには彼の背中があった。こんなに大きな背中だっただろうか?……もう大丈夫。体の震えは止まった。私には、仲間がついてる。


「何だよお前、俺はこいつに話が」


「諦めなよ。もう勝負はついてる」


「あぁ!?」


 今は、仲間だもんね。


「これ学校中にばら撒いてるから。後、嘘で塗り固めた君の女の子たちにも今頃渡されてるはずだよ」


「ん、な……」


 その時、新池くんのスマートフォンが鳴り響く。いつも私の前や学校で使っている端末ではない、胸の内ポケットから鳴る音。これも調査の結果、新池くんは三つの端末を持っていることが分かっている。本当に何故こんな人を好きになんてなってしまったのだろうか。


「後さ、新池くん」


 絶望を顔に張り付かせた新池くんに、永井くんは一歩近付く。何でだろう、彼はとても怒ってくれている。私に忠告してくれた日から、彼は私に優しかった。最初から君の言うことに耳を傾けていればよかった。


「泉美さんに。いや、僕の大事な子に、謝れ」


 あぁ。あれだけ恋をしたことを後悔していたのに。ずるいな、そんなこと言われたらまた恋をしてしまうじゃないか。本当に、ずるいよ。


「僕の好きな人に、謝れ」


 これが恋なんだよね。恋で、いいんだよね。




 あれから数週間、色んなことがあった。新池くんの彼女たち、私を除いた三人は新聞部の人によって校門にまで連れて来られ、一人一発ずつビンタをお見舞いしていた。その時に、やっぱり同じ人を好きになったからか四人で意気投合して、今でも時々ファミレスに集合してお話をする仲になっていたりする。


 そういえば、マッスー委員長に誘われて新聞部に入ったんだ。恩義もあったけど、何より初めて新聞を書いてみて私自身が楽しかったこともあった。新聞部の皆とも仲良くさせてもらって、今ではオススメの本を紹介するコラムを書かせてもらっていたりする。


 それで永井くんのことだけど。実のところ、未だに進展が見られません。いや、だって永井くんはいつも通り話しかけてくれるんだけれど、それ以上踏み込んで来ないというか、なんというか。業を煮やした私は、決めたのです。告白しようって。


 放課後、あの体育館の裏、私は永井を呼び出した。


 因みに手紙では無い、普通にメールを送った。


 そして私は体育館の裏、永井くんを待っていた。


「あの日の新池くんも、こんな気持ちだったのかな」


 ……流石に無いか。どうせカモが釣れたとか思ってたんだろ。ふーんだ。


 土を踏み締める音を聞いて、私は振り返る。いつも通りボサっとした髪に、黒ぶち眼鏡。私は自分の動悸が早くなるのを感じながら、一息吸ってから話しかけた。


「永井くん。あの、来てくれてありがとう」


「うん。それで話って?」


 頭がパニックになっていくのが分かる。こんなに緊張するのは、いつ振りだろう。


「えっと、ね」


「うん」


 これが恋だというのなら。


「……わ、私と」


 今度こそは、叶いますように。


「付き合ってください!」








お読みいただきありがとうございました。

今回は悲恋とハッピーエンドでお送りいたしました。

夜中の0時に思いつき、そのまま勢いで書き残しました。

頭の中ではHoneyworksの楽曲が流れてました。


感想や評価いただけると活動の励みになります。お待ちしております。

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