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徳川家(4) その他の家臣団
蒲生秀行……陸奥を治めていたが、お家騒動や領内の治世に問題があるとして改易さた。
その後、秀忠に再び召し抱えられた。宇都宮十万石で大名に復帰。秀忠の参謀的、
相談相手的な役割を担う。家康の死後の秀忠による龍光寺攻めなどに参加。
豊臣家と徳川家の和睦後は徳川家大老となり秀忠を支える。
酒井家次……かつて徳川四天王といわれた酒井忠次の長男で家督を継いだ。上野国高崎
五万石の譜代大名。
秀忠率いる松本城攻めに参加。秀忠の信は厚い。
酒井忠利……武蔵国三万七千石の譜代大名。小牧・長久手の戦いでは戦功を上げる。
古くから徳川秀忠軍に属し、上田城攻めにも従軍する。秀忠率いる松本城攻めに参
加。老中。
日根野吉明……下野壬生一万五千石の小大名。秀忠率いる松本城攻めに参加。
松平家清……伏見城攻めに従軍。横浜茂勝に討ち取られる。
小出秀政……大阪城攻めの拠点となる和泉国岸和田城主五万石。豊臣家と徳川家の和睦
後は岸和田城は豊臣家に接収される。
有馬豊氏……丹波・福知山六万石の大名であったが日和見主義で功も上げなかったため
に摂津・三田の二万石に減封された。豊臣勢力に囲まれた地で豊臣家に帰参を願う
が認められず、所領は没収され、秀頼の御伽衆となる。
