表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
38/93

第37話

という訳で、私はマフラーを購入して首に巻いた。

うん、幾分かはマシだろう。

しかし参加者が少ないな、寒さの異変に気付いてここを離れたのかもしれない。もう少し歩いて見つからないようなら私もここを出るとしよう。

マフラーが持ち出せたら直ぐにでも出るのだが、そうはいかないのでもう暫く探してみるとする。

その時だった。

「おや? ……ツバサか?」

名前を呼ばれた。そちらを振り向くと、そこにはモクが居た。

「久しぶりだな」

「はい、そうですね」

「戦いは順調か?」

「一応、今のところあれ以来負けてませんから」

「そうか……」

あれ以来、つまりはモクに負けて以来、私は強くなり、連勝していた。

「しかし、ここはあまり参加者が居ないぞ」

「分かっています。先程ようやく1人見つけました」

「そうか、俺は戦った事のある相手しか居なくてな……ここを出ようと思う」

「そうですか、私はもう少しここに居ます」

「あぁ、お互い頑張ろう」

「はい」

簡単な会話だけをして、モクは行ってしまった。

さてと、改めて探すか……

そう思った時、

「おい、そこの人!」

また呼ばれた。そちらを向くと、始めて見る人がいた。

青いコートを着た少年、年は14~5というところか。

「何か用ですか?」

当たり前な事を聞いてみた。

「いざ尋常に勝負しろ!」

そう言ってとりだしたのは、銃だった。

拳銃と呼ばれる小さな物、アレが思い形見のようだな。

「分かりました」

私は十字架を構えた。

「行くぞ!」

少年が大声で言った。



その時、




「ちょっと待った!!」





更に大きな声が待ったをかけてきた。


今日、この辺りでも珍しく雪が降り、自分もマフラーをつけて外に出ました。

妙にタイムリーな感じになって幸いです

これを読んだ貴方の周りはどうでしょうか?


それでは、

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ