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俺?ダンジョン!?  作者: 東歌
冒険者編
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この世界の設定説明(閑話?)



※会話のみの設定確認みたいなものです。 作中の伏線とかを考察したいなら既読推奨ですが、読み飛ばしても問題ありません。。




 先にギルドから戻った主人公は先ほどと同じ部屋の中にいた。



 「とりあえずギルドの登録も済んだし、オペレーター、いろいろと説明を頼む」


 ≪はぁ、マスターがダンジョンと融合などしなければダンジョンの中で説明ができたんですよ?≫


 「うぐっ」


 ≪まあいいです、とりあえず最初から順に説明していきます≫


 「よろしく」


 ≪ではまずはこの世界の説明から。 この世界は宇宙樹ユグドラシルの中に存在する無数の世界の内の一つ…だとされています。 確かマスターの世界の北欧神話にもそのような描写があったはずですが、それとは違い、例えるならば植物を構成する植物細胞の一つがこの世界だと思ってもらえばいいです。≫


 「なるほど…(わかってない)」


 ≪次にこの世界は異なる2つの世界に連なるようにして存在しています。 例えるなら団子の真ん中ですね。他の二つは天界・魔界と称されていて、真ん中にあるこの世界は混界と呼ばれているそうです。 連なる…というものの、世界間の距離も無限に近く、一つの手段を除けばほぼ関りがないと言っても過言では無いでしょう。≫


 「ふーむ…」


 ≪次に神様がマスターを転生させた理由ですが、これは本人(本神?)からお聞き下さい。  私からは話したくありません。≫


 「…話したくない?話す権限がないじゃな≪話したくありません≫はい。」


 ≪次にダンジョンの説明です。 ダンジョンの目的を簡単に説明するなら、人類からの悪感情の取得です。 これは天界に存在する天神(仮)と魔界に存在する魔神(仮)によって理由が異なり、天神側からすれば、ダンジョンを用いて人類の悪感情を吸収し、天使と呼ばれるものを創ることが目的となります…が、天使は基本的には天界で創るものなので、天神のダンジョンは混界にはひとつしか存在しません。 ちなみにその一つは天界と混界、魔界を繋ぐダンジョンでもあります。 また、天神側のダンジョンはいわゆる魂の修練を行う場でもあるため、死という概念が存在しません。≫


 ※天神・魔神の後ろについている(仮)はそれぞれの神の司る権能が違うからです。ここではひとまとめにしているということで(仮)を付けています。


 「ん???てことは深淵のダンジョンって…」


 ≪もちろん魔神側ですよ?なんならマスターを転生させた神様は邪神と呼ばれています。≫


 「Oh...」


≪魔神側からすれば、ダンジョンを用いて取得した悪感情をDPダンジョンポイントに変換し、よりダンジョンを成長させていくことが目的となります。 魔神ごとの目的も異なるため、天神側の嫌がらせをしたいだけの神や、魔界を統べるための力を集める神、数は少ないですが世界の崩壊を防ぐためにただ悪感情を集めるだけという神もいます。≫


 「悪感情が世界を崩壊させるってのはどういうことだ?」


 ≪それが天神側と魔神側の両方に共通する目的でもありますが、ダンジョンは世界のフィルターの役割も成しています。 悪感情を世界から減少させることによって、技術の悪用などを防いでいます。地球でいうところの銃を始めとする武器や核兵器などを作らせないようにするためです。 神からすれば世界の崩壊は自分たちの消滅にも繋がりますから。 ただ、少なくするというだけであって『無くなる』ことはないですが。≫


 「そりゃあ人間だからなぁ…無くなることなんてないだろうよ」


 ≪次にマスター自身の能力です。 マスターがダンジョンと融合なんてことをしましたから現在は表示できていませんが、深淵のダンジョンの能力内のダンジョン操作でマスターのダンジョン内の設定や、モンスターの出現ができ、配下生成・罠生成は邪神に紐づいたモンスターや罠の生成ができます。 オペレーターは私自身ですが、内蔵する能力は今はひ・み・つということにしておきます。≫


 「似合ってないぞ≪うるさいです≫…」


 ≪特殊能力の融合は配下のモンスターを融合し、作り替える能力なだけだったはずですが、なぜかダンジョンとマスターの融合もできましたね(謎) そして最後のガチャですが、おそらくこれがマスターの保有する最強のスキルです。 本来ダンジョンはダンジョンを作った神の性質によってダンジョン自体の性質や出現するモンスターが変化しますが、マスターの場合はその性質に関係なく階層を作り、モンスターが呼べてしまうと考えるとその恐ろしさがわかるでしょう?≫


 「出来るかは知らんが、最初は森ベースのダンジョンを作って、転移トラップを仕掛けて海ベースの階層に飛ばすとかか? 装備にもよるかもしれんが対策してないとほぼ即死だろうな。」


 ≪うわぁ…外道ですね≫


 「そこまで言う!?」


 ≪最後に現在いるところが緩衝地域だとかどうとかですが、全く分かりません。 そもそも最初からダンジョンを出るということ自体を想定していませんでしたから。≫


 「いやちょい待て、集会がどうとかは!?」


 ≪あ、忘れてました。 簡単に言えば、神々が学校の先生で【集会】は生徒会、原初のダンジョンマスターが生徒会長だと思えばいいです。≫


 「あら分かりやすい」


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