表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
俺?ダンジョン!?  作者: 東歌
魔法学院編
41/132

閑話:ギルド訓練場のダンジョンにて



 主人公たちが魔法学園で八茶けていたころ、ギルドに作った訓練場の方でも驚愕というか残念というか…的なことが起こっていた。






 初心者3人組の場合…




 「ほうほう…これがギルマスが言っていた訓練場か」



 「へ~、あの変態も優しいところあんじゃん!! 自分に合った武器を探せなんてさ!!」



 「確かにな。 それでだ…どうやって入るんだこれ??」



 「「そんなことも知らないのかよ!! おい、言ってやれよ!!……おい?」」



 如何せん冒険者は頭の方がですね……助けてギルマス!!




 「はいはい何ですか?」



 「ギルマス!! 入り方が分かんねぇ!!」



 「あぁ、ゲートですか。 枠の中に立って少し待ってみてください」



 「「「おぉ~ なんかグワングワンする」」」



 この後も中に書いてある文字が読めなくて大変だった模様。 後日、絵看板が設置されることになりました。









 エッチな女冒険者ちゃんの場合…




 「うーん…副装備として弓を使ってみようかな…」



 自分に合った装備を探しているらしい。



 「よし、バンバン当てるよ~」



 ゲートから中に入った女冒険者ちゃんは1対1の道を進んでいく。



 「そういえば訓練場にはモンスターがいるって言ってたけど何がいるんだろう?? 兎さんとかなら嬉しいな………ゴブリンじゃん……」



 残念なことにゴブリンである。 そしてゴブリンと女冒険者ちゃんといえば起こることは一つ。



 ギャウエェェェッ!!!!



 何処とは言わないが、体の一部が直立しているゴブリンが突っ込んでくる。 何処とは言わないけどね!!!!



 「き、きもいきもいきもいきもぉぉぉい!!!!」



 焦りすぎてボタンを押せば止まるということも忘れているらしい。



 「やだやだやだやだ近づかないで!! きゃあああああ…あ?あれ?」



 あくまで訓練用に作ったからか、セーフティが付いていて直前で止まるようになっていたらしい。


 このあと滅茶苦茶射った。









 変態ギルマスことモノエルの場合…




 「そういえばギルマス用ってありましたよね…もしかしてツクル君っ!? これは行くしかないでしょう!!」



 自分が何をしたかなんて覚えていないらしい。 うきうきした様子でギルマス用のルートへ進んでいった。



 「ほうほうほうほう!! 私の趣味がよく分かってるじゃないですかツクルくぅん!!」



 中には筋肉ムッキムキでポージングをしているオーガの集団がいた。



 「うへ、うへへへ いい筋肉ですねぇ それでは触らせていただきま~~~あれ??」



 触ろうとした手が目の前でピタッと止まった。 その間もオーガたちはムキッとポージングを変えている。



 「こ、ここまで来て触れないんですか!? ツクルくぅぅぅん!!!! 放置プレイは趣味じゃないんですけど~~~!!」



 もう帰る!!と言ってドアを開けようとするが…



 「開かない…だと………まさかこのまま見ておけということですか!? 恨みますよツクル君!!!! あ゛ぁーーー触りたぁぁぁぁい!!!!」



 1時間ほど経った後に出てきたモノエルは少しげっそりしていた。 


果たしてヘルモードはこれでいいのか????









 最後に魔法国のギルマスことラヴさんの場合。




 「あらぁ♡ ギルマス用♡!?♡ 気が利くじゃぁなぃツクルくぅん♡ 私も訓練するわよぉ♡」



 魔法国の最終兵器が動き出した。 ラヴさんはオーガのポージング程度で満足してくれるのか!?



 「あらぁあらぁ♡ いぃい筋肉してるわねぇ♡!!♡ 私もやるわよぉ♡……フゥン!!!!」



 ラヴさんの服が弾け飛び、その鋼鉄の肉体が披露される。


 若干オーガの方も引いているのは気のせいだろうか。



 「いい!♡!いいわよぉ♡ キレてるわよぉ!♡!」



 オーガの方が彼…彼女の肉体に負けて諦めかけていると…



 「お゛い゛!! 甘えてんじゃねぇぞこ゛ら゛ぁ!! しっかりポージングしろやぁ!!」



 ひぃぃぃぃ!!??(ギャウエェェェ!!??)



 「いいわよぉ!♡! もっともっとぉ!♡!」



 1時間後…



 「あらぁ?♡? もう終わりかしらぁん!♡? それじゃあ次はダンベル持ってくるわねぇん!♡! みんなでトレーニングよぉん!♡!」



 このあと滅茶苦茶トレーニングさせられた(ぐるぅん...)






 後日…



 「なんかこいつらレベルアップしてね?」


 ≪ラヴさんが一緒に頑張ったようです≫


 「あっ、そう……」



 主人公は考えるのを辞めた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ