消しゴム
やあ!俺は消しゴム
今日は俺の人生?について話したいと思う
なぜこんなことを言おうと思ったかって?
それはな、俺たち消しゴムがあまりにもひどい使われ方をしているからさ!
俺たちも初めはどんな人に使ってもらえるんだろう?役に立てると嬉しいなって思い生まれてくる
なのになんだっていうんだい人間ときたら最後まで使ってくれることなんてほとんどない
俺たちの体が半分にもなる前にどこにいるのか忘れてしまったり
使いずらいからって捨ててしまうやつだっている
特に小学生なんてひどいもんなんだぜ!
お店から小学生に行ってすぐの時はまだいい
だけど頭の角がなくなり始めたら俺たちに興味がなくなってしまうのかまだ真っ白なの紙くんの上でごしごし、ごしごしと俺たちの体を削り始めるんだ。鉛筆くんの炭がなくて紙くんの肌はけば立ってしまってしまうし、俺たちも早く削りたいのか力いっぱいやるもんだから体が途中で割れてしまうこともある。そしてできた、ふにゃふにゃになってしまった俺たちの体の一部で練り消しってのを作りちょっとしたら捨ててしまうんだ。
こんなのってないだろう?
そもそも俺たちは大昔の生き物たちの体、それがずっと経ってできた石油ってのから作られるんだ。
その石油を君たちが住んでいる日本から遠く離れた国から運んできて俺たち消しゴムになる