宝くじの日(二百文字小説) 作者: りったん 掲載日:2018/09/02 「もしもし、母さん」 「何だい、お前かい? どうしたんだい?」 「今日は宝くじの日だから、宝くじを買いたいので、振り込んで欲しいんだ」 「今日は日曜日だから間に合わないよ。知らないのかい?」 母に衝撃の一言を言われて、息子は愕然とした。 「大丈夫だよ、母さんが代わりに買っておくから」 母の言葉に感動して涙ぐんだ息子であったが、 「後で代金を今から言う口座に振り込んでおくれ」 すぐさま通話を切り、布団をかぶって寝た。