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宝くじの日(二百文字小説)

作者: りったん

「もしもし、母さん」


「何だい、お前かい? どうしたんだい?」


「今日は宝くじの日だから、宝くじを買いたいので、振り込んで欲しいんだ」


「今日は日曜日だから間に合わないよ。知らないのかい?」


 母に衝撃の一言を言われて、息子は愕然とした。


「大丈夫だよ、母さんが代わりに買っておくから」


 母の言葉に感動して涙ぐんだ息子であったが、


「後で代金を今から言う口座に振り込んでおくれ」


 すぐさま通話を切り、布団をかぶって寝た。

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