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どっちが新入りか

「その雲っディオのとこにも出たか…!」

「あぁ…」


あの雲は魔王を呼び出す雲なのか…?しかし…そうなると、まさかとは思うが倒した魔王も…

そう考えていると、ふいにどこからか声がした。妾の声でも、ディオの声でも無い、第三者の声。


「なんだァ?オメェら新入りかァ?」


深みのある低さ、そして少し艶っぽさのある女性の声。聞く感じだと妾よりも年上だろうか。

光に照らされ、現れたのは黒い服を着た、白手袋の青年と仁王立ちする不思議な格好をした女性。今思ったが、ディオもかなり不思議な格好をしておるなぁ。不思議なものだ。というか上から目線過ぎぬか!初対面だと言うのに失礼な…


「妾からすればおぬしらのほうが新入りじゃ!」

「あ"!?オメェら見るからにオレらより年下だろーがっ!年上は敬え!年功序列って知らねーのか?」


むっ!妾は子供じゃないのだぞ!失礼な!!言い争いをしているとディオが青年に話しかけていた。


「えーと…すみません。なんか」


妾のせいでは無いぞ!?なぜディオが謝るのじゃ!!

「大丈夫だ。私に初めてあった時もあんな態度だったからな。責任は大人気おとなげないあいつにある」

「おいっ!テメェ宇治うじっ!!何裏切ってやがるっ!!」

…おぬしが悪いのじゃろ…馬鹿めが。宇治?だったかはいい奴じゃな!!よくわかっておる!!

「ドーナ…お前は少しぐらい人と関わるときの振る舞いを考えろ。初対面であれは失礼だ」

「オレの縄張りにアイツらが入ってるからだろ!」

縄張りってなんだよ…と呆れている宇治。ここはみんなの場所じゃ。縄張りなど無いではないか…

「あの…話してるときに悪いけど…自己紹介しないのか??」

「テメェも!オメェら敬語使えねぇのか!?」





妾達の自己紹介は終わり、次は二人の番。

「私は宇治透うじとおる。執事だった。お嬢様が勇者に選ばれてな…異例の代役だよ…全く…」

「オレはドーナ。男の中で育ったもんでな。馬術に関しては国一番だった!ま、拳銃は兄貴が一番だったがな」

落ち着いて話す宇治とドヤ顔で語るドーナ。正反対の二人。





妾達がお互いのことを話していたことを話すと、宇治達もそうだったとわかった。今まで話したことの要点だけまとめ、話した。

ドーナは自分の武勇伝をどうしても語りたいのか一人だけかなりの時間話し続けていた。ほんとに自己中心じゃ!





その後、宇治が茶をたててくれた。『てぃーかっぷ』というものと『ぽっと』というものを使っていた。初めて見るのぉ…。『こうちゃ』と言うらしい!初めて飲んだのじゃ!他の三人は飲んだことがあるようじゃった…。妾だけ仲間はずれのようじゃ…。

にしても…まことに美味じゃ!!いつも飲んでおる茶葉を発酵させると『こうちゃ』を入れるための茶葉ができるらしい。


____もし、もし元の世界に戻れることができたらみんなに飲ませたいのぉ…。

「こんな美味い紅茶飲んだことねぇ…アロですら無理だ…」

ディオが呟くのが聞こえた。つまりは、宇治は茶を入れるのが上手いのじゃな!

さて、そろそろか。話すのは別々で最後まで話した時に改めてということになった。

「じゃあ、乙音」

「うむ!では話すぞ」……_____

どうも!子りすです!!

お久しぶりですね!!

やっと投稿できました〜

今回は新キャラが二人!

ドーナと宇治透です!

この二人…塾の理科のテスト中に思いついて、

問題用紙の裏に書いてました。

先生ごめんなさい!!

宇治が入れるお茶は死ぬほど美味しいのです!

アロが足元にも及ばないという…!


この二人の話はディオと乙音の話が終わってから続編として書こうかな?と考えてます!

ちなみにドーナはカウボーイやカウガールの見た目を想像して頂ければ…!

宇治は執事ですね!


評価や感想お待ちしております…

それを力にがんばってますので!!

酷評もウェルカムです!


それでは!また!

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