???
あれ?随分早いお目覚めだね〜。
まぁまぁ、そんなに警戒しないでよ。危害は加えないから…さ。
初めまして。勇者サマのお仲間サン!
なんで知ってるかって?さあね。なんでだろ。
え?ボク?あはは、それはまだキミが知るべきことじゃないよ〜?
それをキミが知るのはキミの大切な大切な勇者サマが戻ってきて、周りの皆が目覚めるとき、そして、キミがもう一度目覚めるときだよ。
今知りたいって言われてもね〜…。どうせ知っても次のときには忘れてるから意味無いんだ。ボク、無駄なことはキライでね。カワイイ娘だから優しくしたいんだけどね…
って、え?キミ、男の娘か。へ〜ビックリだね。
ふふふ、怒らないでよ。キミだって勘違いすることはあるでしょ?いや、現にしてる。その勘違いのことも次のときに教えるから…ね?
そうそう…周りの皆…知ってる人もいれば知らない人もいるでしょ?え?さぁ、なんでだろうね〜。
うん。まーね。まぁ、いいでしょ?
そっかそっか。でも、一つ言っておくよ。ボクはね?女の子だよ。
うん。ホントホント〜。
これがキミが勘違いしていることのうちの一つ。もう一つはまた今度。ほら、同じ勘違い。くくっいや〜面白いでしょ?どう?
そっか〜あんまりか〜。
まぁ、ボクの方がキミよりも男の子。だよね。
あーごめんね??そんなに怒らないで?
あぁ、そろそろ寝てもらわなきゃ。誤って起きちゃったみたいだからね。
次にキミが起きるときにはお仲間も起きるし、大切な勇者サマも戻ってくる。
そして…
そのときがボクとキミの「初めまして」…さ。
見えるもの、聞こえるもの、触れたもの、感じたもの。それら全てが本当の事だとは限らない。夢の中でも見たり、聞いたり、触れたり、感じたりするでしょ?キミ達だって夢を見てるかもしれない。ボクだって…ね…?
目の前でもうスヤスヤと寝息をたてている男の娘にボク、浅葱こと時空の管理人はボクのことを忘れさせた。
どうも!子りすです!
いかがだったでしょうか!
男の娘はまぁ誰かわかったでしょう!
新キャラ浅葱の目的とは?
アロを含め様々な人達が集められている理由とは?
これからをお楽しみに!
それと、新しく連載を始めました。
「喪失少女と僕の物語」
よろしくお願いします!
それでは!また!