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現代詩「恒心」

300万もの脛毛の荒野

300万もの脛毛の荒野

300万もの脛毛の荒野


酸っぱい空気充ち満ちていた箱たちが

汗だくの肉溜まり又は骨皮を閉じ込めていた箱たちが

その重い戸をついに封しきれなくなってしまった

Spam! Spam! Spam!

尿詰めのペットボトルと大量の画像たちが

全壊した戸からブリュリュリュリュリュと漏れ出すと共に

最低な男たちが荒野に満杯となる

くんかくんかでもしたら鼻が壊死してしまうほど

汚物の如き野郎共が垢を荒野に塗りたくる

キター! キター! キター!

禿ちらかした頭皮を松戸市の民家にこすりつけろ!

カラフルな鼻糞を虎ノ門の賃貸マンションに貼りつけろ!

路線は蜘蛛の糸のよう2783方向に延ばされていき!

複写された肖像画の大群が西や東をも汚染していく!

産まれた3Dモデルをまっ裸にひん剥いては!

素直な気持ちを曝け出してぐねぐねお人形遊びだ!

茶色な酋長が谷川の両端で跋扈し続け!

大気の辛さは高い疲労を誘発する!

ダチョウの死体は墓の中でも炭酸飲料をかけられて!

陰では飴がばらまかれ人気なのはもみあげ味!

存在しない施設が地上のあらゆるを占めていき!

存在しない爆弾がはた迷惑に爆裂する!

現代詩よりシュールな事実は追求され続け!

どこにでもしゃしゃり出てくる聖書にまとめられる!

うおおおおおおおおおおおおおおおおお!

空色何色うんこ色!

オウフWWWフォカヌポウWWWコポォ


この醜く愉快な祭典の中で

パカパカお馬のロゴマーク入りふんどしで踊り回っては

良識をスキージャンプで超えていく男たち

荒野は不可逆なほどさらにボロボロだ

世界中へコミカル下品な嫌がらせを拡散せんと暴れ続ける

この卑猥で低俗な男たちを止める者は誰一人としていない

だって

俺は嫌な思いしてないから

俺は嫌な思いしてないから

俺は嫌な思いしてないから

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