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1話 シロウの秘密

ある歌をきいたときに思いついたネタです

 私は現在、自分の部屋で着替えをしていた。高校から帰宅して「いぬい ひな」と名前の入っているセーラー服を脱ぎ捨てる。私服に着替え終わると、いつも肩までの黒髪がボサボサになる。制服をしまうついでにクローゼットの裏側に着いている鏡で髪を整えた。鏡には髪に乱れのない、いつ見ても小柄な自分の姿が映っている。よし! とクローゼットと閉じると、ここ二階の階段を駆け上がってくる音が聞こえて来た。そしてドアが開かれる。


「ヒナ~、ただいま~、外はいいお散歩日和だったぞ~」


 少年が元気よく私の部屋に入ってきた。

 髪は茶色。身長は私と同じくらい。年齢はよく分からないが、私よりも幼い印象のしゃべり方だ。

 この子はシロウ。私がそう命名した。

 実は数日前から野良犬にエサをあげるのが習慣になっていた私は、その日も高校の帰宅途中にその野良犬と会っていた。友達が出来ない寂しさを野良犬で埋めようとたわむれていたその時、その犬が突然人間の少年に姿を変えたのだった。


「シロウ!今日はちゃんとお話ししましょう!」


 ポンポンと下を叩いて、座りなさいとアピールする。


「おぉ! ヒナお話ししてくれるのか?」


 シロウは嬉しそうに正面に座り、私達は向かい合った。


「ごほん! 私の質問にちゃんと答えて。なんでシロウは人間になれるの?」


「わかんない」


「なんで人の言葉をしゃべれるの?」


「わかんない」


「出生に秘密があるとか? お母さん犬はどうしたの?」


「わかんない」


 頭が痛くなってきた……


「あんた、記憶喪失とかじゃないでしょうね?」


「ほんとにわかんないよ~。物心ついたらもう一人で野良やってたし、ヒナがご飯くれるから嬉しくて一緒にいたら、なんか人間になってた~」


 屈託のない笑みでニコニコするシロウ。この子をとりあえずかくまうために、親にはペットを飼いたいと許可をもらって二階にある自分の部屋に置いている。


「はっ! まさか、私が知らないだけで、世界の動物達って人間に化けれるんじゃないかしら?」


「俺の友達はみんな人間にはなれないぞ~?」


「……ですよね~」


 一体この子、なんなんでしょうか……?

未熟未熟! 未熟千万! だからお前(作者)はアホなのだ!


見直す度に自分の未熟さを実感します。妥協したくないので

気付く限り書き直していきますが、どうか温かい目で見てやって下さい。


人称を決めて制約を守り書き綴っていく。

……難しい

冒頭で自己紹介は一人称で厳密に言えばNGらしいです。

なので無い頭をひねって変更しました。まぁ他にも色々と書き直しはします。

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