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GANDAYS  作者: 白金
2/3

第一章-復讐者-

短いですがどうぞ読んでください

面白みの無い一日が始まる……箏音が亡くなりはや一週間経ち葬式やら火葬やらがあり悲しむ暇も無く続く日常 いっその事窓から飛び降りて死にたいと想うが死ぬ勇気もないそんな事を考えながら本を読んでいると周囲の雑音から不可解な話が耳に入る

『ねぇー知ってる例の噂? 』 『噂? なにそれ』

『この学校の噂だよ! 夜にね集団で人殺しみたいのやってるんだってさぁー』

『こわー! 』

『でさぁ~ 内の同級生の霧谷さんっているでしょ? 』

『うんうん! 』

『その人がそれに関わってたらしーだよ それで死んだんじゃないかって噂なんだよ 』

『なにそれーでも自業自得だよねー 』

『それもそうだね所詮噂だしー 』

最後まではっきりと聞こえなかったが今までに無いほど怒りが沸き上がるが失いかけていた生きる意味が見えたきがする…… 噂の事を考えているうちいつの間にか放課後になっていた 運動部の掛け声が校内に鳴り響く

夕日に照らされた校舎はとても幻想的だった



夜は気温が急激に寒くなり身の毛も弥立つほどの暗闇

慎重に歩き玄関出る鼓動が高まりを抑え目的地である校舎を目指す……徒歩で行ける距離の筈だが周囲の暗さで長く感じる

……正面玄関は鍵がかかっているはずだがご丁寧に扉まで開いていた所詮ただの噂だと思っていたがどうやら本当らしい

普段と違った廊下を歩いていると視線の先に鋭い閃光が見えた

窓から淡い光が射し込む・・・そこにはこの学校の生徒だった肉塊が転がっていた周囲には鮮やかな紅色に染まっていた

「ハハッ嘘・・だろ・・・? 」

あまりにも非現実的過ぎて悲鳴を越して笑うしかない 

深く呼吸を数回して先ほど見た閃光と死体で大体状況が読めたそのとき背後から足音がした

とっさに隠れようとするが膝は震えて動く事もままならない

「おいおい・・・動けよ・・」

足音が聞こえるたび滲み出る汗が更に酷くなる月明かりに照らされた廊下に少女が佇んでいた

ふと疑問が頭を廻る


 なぜ悲惨な状況の惨禍に居るのか

                          そんなの簡単だ

 こんなに殺害されてるのに少女は歩いているのか

                         だって少女が

 だって少女だ・・・              

               殺したのだから


 

         「ねぇ~お兄ちゃん私と遊ぼうよ? 」   



              第一章 -復習者-前半 完             

  



中間編集中 後半は制作中なので11月中旬に投稿します 

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