表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
GANDAYS  作者: 白金
1/3

-嘆きの死神-

誤字あるかもしれませんが読んでいただけると嬉しいです!


俺の名前は 堂亥 雪斗 (どうがい ゆきと) 自称ガンマニアの高校一年生 待ちわびていた高校生活が今日から始まる 登校初日から遅れる訳にもいかないので小走り中である 近道の商店街を抜け校門前に差し掛かっり速度を下げ立ち止まっり深呼吸した…これから楽しい生活が始まると校門に入り一歩また一歩と踏み締めて行く顔上げ蒼く澄み切った空を………

残り時間-22:14:02-

教室に入り周囲の視線を伺いつつ名簿に記入された席に座り深呼吸する 始まる時間を確認し再び呼吸を整える しばし時間の余裕があるので瞑想タイムに入ろうと瞼を閉じると同時に背中に柔らかな感触があたる 「ひゃわぁ!? 」

つい声が出てしまい口元に手を当て冷や汗が頬に伝う

「いい声だしちゃてぇ~ お姉さんもっとやりたくなるではないかぁ 」 制服越しから伝わる柔らかな感触の興奮を抑えるなど男性なら到底できるものではない無論俺もだが……そうこうしているうち感覚が痺れ鈍ってるのを悟り 背後の人物の腕を掴む 「これ以上は止めてくれ箏音! 」

「っ!? わかったから離してよー痛い! 」掴んでいた腕を離し 霧谷きりたに 箏音ことねへ視線を向ける

「すまん ついくすぐったくてな…ってそもそもお前がやるからだろが! 」

「バレちったぁてへ☆ 」

「バレちったぁてへ☆じゃねぇーよ」たわいもない会話が続きあっという間 HRホームルームが始まりつい先ほどはいなかった教卓の前には細身の男性が欠伸をしていた…こちらの視線に気付き口を開いた


「えー本日より君達の担任になった 貴崎きざき 流一朗りゅういちろうだ…… これからよろしく 」


如何にもダルそうな声で軽く紹介し黒板に書かれた予定を残し貴崎流一朗と名乗った男性は立ち去った後には殺伐とした空気が胸を締め付ける



黒板に書かれた予定ではこの後 生徒会からの挨拶・規律説明それから身体測定など休憩時間もなくびっちり組まれた予定……まさにため息もつく間も無いとはこれの事だ……

……フラッシュ……閃光

…銃声……血…

… … …死体… …


目を開くと堅物そうな生徒会長の説明が終わり次の身体測定の移動が行われていた 席から立とうとした途端…頭に過る単語をうろ覚えだが口に出す

「…銃声…? 」

何故そんな単語が浮かび上がったかわ不明だが嫌な予感しかしない単語である 悶悶としている間に周りの生徒が本の僅かしか居ない事に気付きしばし考えを保留にした


その後何事もなく予定が終わり 高校生活初日前半は過ぎて行った

残り時間-13:27:10-


…キみハ………た……

そ…ぼクに……

… サヨウナラ…

霧谷箏音さん


その日の午前までの記憶は断片的な物で一様面倒な予定が終わった……事まで理解しているのだがいつの間にか自室のベッドで制服のまま寝ていた

どうやら眠いまま帰宅し今に至るらしい ポケットに入っている携帯を開き時間を確認する

現在1時23分と表示されていた明日の予定も分からないままでは困るので深夜だが一番の親友…箏音に電話をかけた

ワンコールツーコールサンコール少し期待はしてみるも出ないのは当たり前だと諦めたその時に繋がった


残り時間-00:04:03- …はぁ……はぁ……

…こ……ときに……

……ばか…


漸く繋かったと思ったらしばし無言が続き震える声が聞こえた

『こんな時間に何 私の声でも聞きたくなったの?』

「いや…そういう訳じゃなくてな ただその…… 」 予定を聞こうした途端

『っ! ぅっ!? 』

銃声音と共に箏音の微かな悲鳴が電話口から聞こえた

「大丈夫か!? 」

焦りが混じった声で呼び掛けてみるも応答がない……その数秒後電話が途絶えた

冷や汗をかきながら霧谷家へ走っていた 電話が途絶えて早6分霧谷家へ到着しインターホンを押す

扉が開きそこには箏音ではなく箏音の母親が笑顔で迎えてくれた

「あら雪斗ちゃんじゃないこんな時間にどうしたの? 」

「あの…箏音居ますか? 」それを聞くと箏音ママが怪訝な顔をした

「あら…箏音なら雪斗ちゃんの家にいるんじゃないのかしら? 」

箏音ママが言うには今日は僕(雪斗)の家にくるとだけ言い残し6時30分頃に出かけたらしい……だが来ておらずその事を箏音ママに伝え箏音の携帯にコールする

…………………あれから10時間後 箏音ママから知らせがつき 霧谷箏音の死亡が頭から離れなかった………



序章 -完-


第一章 -復習者-

開 幕

今回はここまでです!最後で読んで下さりありがとうございます!!

コメントありましたら下さい

次回をお楽しみに(>△<)ノ

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ