迷宮生活 三十一日目
【居住区】関連はかなり迷走しているのでそのうち書き直すかもしれません。
迷宮生活 三十一日目
今日は【居住区】の施設の検証を行った。
まず、藁のベッドについて。【小さな泉】の方が寝心地が良いということがわかった。以上。
次に、マジックアイテムについて。【居住区】内のマジックアイテムの種類は三種類。火の消えない竈と、光る石、そして水の湧く水甕だ。
火の消えない竈は、燃料なしで燃え続けており、竈の前に立つと、直感的に火力を調整することができる。竈自体を動かすことはできないが、他の物に火を燃え移らせることはでき、【居住区】外に持ち出すことができた。
光る石は、各部屋の壁に取り付けられている他、持ち運びできるランプ状の物が書斎のような部屋に置いてあった。しかし、【居住区】外に持ち出すと光が消え、ただの石の様になった。直ぐに【居住区】に戻すとまた光りだしたので、マジックアイテムは【居住区】内でしか使えないようだ。
光る石は熱を発さず、素手で持つこともできた。光量は少し弱く、生活する分には困らないが、文字を読んだりするには少し暗い。そのための手持ちランプ、ということなのだろう。
水甕も台所やトイレにサイズ違いの物が置いてあり、持ち運ぶことができたが、【居住区】外では使用できなかった。水の補充速度はあまり早くないが、複数あることもあり、俺一人が使用する分には十分な量があった。
しかし水甕は、柄杓や水差しで掬って使う形式なので、正直使いづらい。良く水を使うところは【湧水】を設置したので、恐らく使うことは殆ど無いだろう。
マジックアイテム以外には、いくつかの家具と調理器具があった。家具は木製で、一通り揃っているが、本棚や衣装箪笥の中は空で、特に目ぼしいものは無かった。
唯一台所の棚には調理器具があり、簡単な料理を作ることができた。包丁や鍋は武器としても使えそうだが、一つしか無いので、余程のことがない限り料理以外には使わないつもりだ。
【干し肉】とワカメを煮るだけでも、【塩のスープ】より美味く安い食事になるのだ。調理器具は壊さないよう丁寧に使わなければ。
総評としては、マジックアイテムが【居住区】の外で使えないのは残念だが、「火」を使えるようになり、食事の質を向上させることができたので、いい買い物だったと言えるだろう。
「収入」
DP…638P
FP…132P
「出費」
DP…31P
(食費18、湧水10、召喚3)
FP…0P
「合計」
DP…+607P
FP…+132P
「所持ポイント」
DP…10923P
FP…168P
「【湧水】」…【噴水施設】で設置可能な設備。壁や天井から水を出すことができ、最大で水道を軽く捻った程度の水量を出せる。【小さな泉】と違い水は溜らず、直ぐに床に吸収され魔素に戻る。
「【居住区】の厠」…穴の空いた椅子の下に壺が置いてある形式。壁に【湧水】が設置され、壺の中にはスライムが入れられた。
「【居住区】のマジックアイテム」…分類的にはマジックアイテムではないが、主人公はそんなこと知らないので、マジックアイテムと呼び続ける。ややこしい。




