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迷宮運営日誌  作者: 飛翔
33/68

迷宮生活 三十一日目

【居住区】関連はかなり迷走しているのでそのうち書き直すかもしれません。

迷宮生活 三十一日目


 今日は【居住区】の施設の検証を行った。


 まず、藁のベッドについて。【小さな泉】の方が寝心地が良いということがわかった。以上。


 次に、マジックアイテムについて。【居住区】内のマジックアイテムの種類は三種類。火の消えない竈と、光る石、そして水の湧く水甕だ。


 火の消えない竈は、燃料なしで燃え続けており、竈の前に立つと、直感的に火力を調整することができる。竈自体を動かすことはできないが、他の物に火を燃え移らせることはでき、【居住区】外に持ち出すことができた。


 光る石は、各部屋の壁に取り付けられている他、持ち運びできるランプ状の物が書斎のような部屋に置いてあった。しかし、【居住区】外に持ち出すと光が消え、ただの石の様になった。直ぐに【居住区】に戻すとまた光りだしたので、マジックアイテムは【居住区】内でしか使えないようだ。


 光る石は熱を発さず、素手で持つこともできた。光量は少し弱く、生活する分には困らないが、文字を読んだりするには少し暗い。そのための手持ちランプ、ということなのだろう。


 水甕も台所やトイレにサイズ違いの物が置いてあり、持ち運ぶことができたが、【居住区】外では使用できなかった。水の補充速度はあまり早くないが、複数あることもあり、俺一人が使用する分には十分な量があった。


 しかし水甕は、柄杓や水差しで掬って使う形式なので、正直使いづらい。良く水を使うところは【湧水】を設置したので、恐らく使うことは殆ど無いだろう。


 マジックアイテム以外には、いくつかの家具と調理器具があった。家具は木製で、一通り揃っているが、本棚や衣装箪笥の中は空で、特に目ぼしいものは無かった。


 唯一台所の棚には調理器具があり、簡単な料理を作ることができた。包丁や鍋は武器としても使えそうだが、一つしか無いので、余程のことがない限り料理以外には使わないつもりだ。


 【干し肉】とワカメを煮るだけでも、【塩のスープ】より美味く安い食事になるのだ。調理器具は壊さないよう丁寧に使わなければ。


 総評としては、マジックアイテムが【居住区】の外で使えないのは残念だが、「火」を使えるようになり、食事の質を向上させることができたので、いい買い物だったと言えるだろう。



「収入」

DP…638P

FP…132P


「出費」

DP…31P

(食費18、湧水10、召喚3)

FP…0P


「合計」

DP…+607P

FP…+132P


「所持ポイント」

DP…10923P

FP…168P



「【湧水】」…【噴水施設】で設置可能な設備。壁や天井から水を出すことができ、最大で水道を軽く捻った程度の水量を出せる。【小さな泉】と違い水は溜らず、直ぐに床に吸収され魔素に戻る。


「【居住区】の厠」…穴の空いた椅子の下に壺が置いてある形式。壁に【湧水】が設置され、壺の中にはスライムが入れられた。


「【居住区】のマジックアイテム」…分類的にはマジックアイテムではないが、主人公はそんなこと知らないので、マジックアイテムと呼び続ける。ややこしい。



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