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恋愛期限は夢が冷めるまで。  作者: ブルー缶
4/5

分夢

今回は、とても大切な回になりますよー!

夢の中で後ろから声がしたので振り向くとそこには、学校で寝てた時に夢であった、あの少女がいた。そのうえ周りを見渡すと真っ白な景色がたたずんでいた。

名前なんだっけと思いながら少女のほうをジッと何が起きているという目で見つめた。

その時にきずいた、少女にあうと夢の世界に入れることを。

もちろん確証はない、しかし僕の勘でそんな気がする。

すると、少女が少しうっるとした顔で、「私のこと忘れたのーー!!!」と大声で叫んだ。

僕はとっさに「大丈夫覚えてるから!安心して」言った。

「ほんと?」と少女が少し涙を垂らしながら言った。


「ほんとだよ!」

と僕はとりあえず言った。


すると少女は泣き止むどころか顔を明るくした。


なんかかわいいな、と少し思ってしまった。


とりあえず、少し沈黙が続いて気まずくなるのを防ぐために

「君って何者なの?」と何となく聞いてみた。

「私?」と不思議そうな切なそうな何か僕の心に共鳴するような顔で僕を見た。

僕は大きくもなく小さくもなく、微妙にうなずいた


すると彼女は少し切なそうに下を向きながら


「私はねー、君の親戚でもあり親でもあり、恋人でもあり、そして君自身でもある。いわば、あまり何者かは言葉では言い表せないし、君とどういうつながりがあるかも言葉では言えない。」と言った


「じゃあどうしたら言葉で言い表せないことをわかるんだい?」と僕は疑心暗鬼に聞いた。

すると彼女は、「そのうち私と付き合えば分かるさ」と

僕に告白をするように言ってきた。

僕は、「お、おう」と流すように言った。


彼女は顔を真っ赤にして下を向きながら、「お、おうってことは、OK、って事?」


あ、ほんとに付き合うんだ、夢の中の彼女ってなんだよ。

と思いつつ、まぁ可愛いし、夢の中だしそんな深い意味は無いし

まぁとりあえず、うんって言っとくか。まぁ一応この子が何者かとか知りたいしな。と思い


「うん」と言った。


すると少女は「え、嘘でしょ、ほんとなの?夢の中の私を?夢なのに?ほんとにいいの?」と目を開け、目をキラキラさせながら僕を見て言った。


ぼくはもう流れで「おう!これからよろしく!」と言った。



この言葉が僕の人生を寝るだけのつまらない人生から、寝るだけのはちゃめちゃな人生へと変えた第一歩になることは、この時はまだ知らなかった。


僕がよろしくと言うと、少女は顔を真っ赤にして、少し目を細くして僕に抱きついてきた。

その時前みたいに僕の体は薄れながら、少女の姿は薄くなっていった。



そして朝、目が覚めた。まぶたが熱くなっていた事もすっかり忘れていた。


それよりなぜか顔が熱い。そして心臓がどくどく早く打っている。


まぁ、とりあえずは夢の中ではなくて現実だし、今日は学校休みだし、ゆっくりするかぁーと思いながら、気持ちよさそーに背伸びをした。


するとベットには、夢の中の少女がすこし笑いながら幸せそうに眠っていた。




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