変夢
遅れて申し訳ないです。今回は少ないですがまだまだ続きます。
黒い髪を揺らしながら黒い瞳をこちらに向け。転校生がこちらに慌ててそばに寄ってきた。
僕は何か言われるのか心臓が破裂しそうだった。とてもドキドキした。
すると笑いながら、「いっつもそんなに寝てるの」と僕に質問してきた。
「いつもだよ」 と答えると。
冗談交じりに「ばっかみたい」と笑いながら言われた。
僕はとっさに「ばかじゃねーし、健康のためだよ!」と無理な言い訳をしつつ笑った。
二人ともなぜか変なツボに入り笑った。笑い転げた。
すると転校生が息を一度深く吸い込んで。「あー、君ってほんと面白いね」と言った。
はじめて言われた。なんか嬉しいかも。
僕は何となく恥ずかしそーにしながら、なんとなく「ありがとう」言っておいた。
すると、校門に車が来て、転校生が「迎えがきた!バイバイ!」と言いながら去っていた。
転校生の佐神 巴 なにか不思議だ。佐神さんといるとなにか時間が早く進む感じがした。
家に帰り、いつものルーティンを終わらし、ベットについて目をつむりながら今日の出来事について考えた。なんだろう、何かいつもと違うような次元にいるような気がした。
そう考えているうちにいつの間にか眠りについていた。
すると、寝ている間に僕のまぶたが熱くなっている気がした。寝ていてもわかる。
起きようとしてもなぜか起きれない。あの時の学校の時のような感覚だ。
どんどんまぶたが熱くなってきている。焼けるようだ。
すると後ろから、ある声がして、、、